2017/05/23

LOGAN ローガン

映画.comにて、6月1日より日本公開される『LOGAN ローガン』のレビューを書きました。X-MENシリーズでおなじみのウルヴァリンこと”ローガン”3部作の最終章。この役を17年間にわたり勤め上げたヒュー・ジャックマンの最後の登板作となっています(今後もしウルヴァリンが登場するとしたら、それは他の役者によってでしょう)。

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序盤からもう、これまでになかった作品の凶暴性に驚きました。もはや子供から大人まで楽しめるヒーロー映画とはワケが違う。すべての枠組みを取っ払って「荒廃した未来、かつて不死身だった男の、最後の旅路」という単独の映画としても全然成立しうるクオリティ。作り手の覚悟と突き抜け方に圧倒されっぱなしの140分でした。

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2017/05/14

クォーリーと呼ばれた男

5月15日よりスター・チャンネルにて独占日本放送が始まる海外ドラマ「クォーリーと呼ばれた男」についてレビューしています。

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1972年のミシシッピを舞台にしたこのドラマ(全8話)。かなりガツンとくる内容で、アクションもドラマもサスペンスも超ドライ。ベトナム帰りの元兵士が謎の男に誘われて「殺し」の世界に足を踏み入れるのですが・・・・・・全編にわたり不気味な緊張感が漂い、中盤から後半にかけて極度に振り切れたみたいにハードなアクションが挟み込まれるので、もう全くもって気が抜けない。それでいて撮り方がとても巧みでちょっとしたシーンでもアングルやカメラワーク、長回しに、作り手の本気度を突きつけられっぱなしの作品でした。

決して派手ではなくセリフや状況説明も少なめなのですが、点ではなく線としてずーーっと惹きつけられ見入ってしまう。そんな硬派な作り。これまでにあまりない、極めて特殊なスイッチを押されるドラマです。

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2017/05/05

EYESCREAM最新号

雑誌「EYESCREAM」の最新号(5月1日発売号)にて、『ザ・ダンサー』のステファニー・ディ・ジュースト監督(非常にバイタリティあふれる方でした!映画も面白かった!)へのインタビューをはじめ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、『ハクソー・リッジ』、『ローガン』、『ありがとう、トニ・エルドマン』のレビュー、さらには『T2 トレインスポッティング』がらみでキャサリン・ハムネット(「Choose Life」)のことなども執筆しております。本屋さんにお立ち寄りの際、ぜひ手にとってご覧いただければ幸いです!

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2017/05/03

フリー・ファイヤー

舞台が米ボストンなのでアメリカ映画かと思ったら大間違い。イギリスで大注目の奇才が放つイギリス映画でした。よくぞここまで主演級の人間を一箇所に集めて荒唐無稽なバトルロワイヤルを展開させたものだと感心させられる一作です。リアルサウンドにてこの映画『フリー・ファイヤー』についてレビューしています。

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ちなみに先日渡英した際、滞在先にある映画館でも本作が封切られたばかり。その数日前には監督がやってきてQ&Aが開催されたとのことでした。監督や俳優が自らの作品を提げて全国津々浦々の劇場を行脚するPRスタイルはどこの国でも共通しているのですね。

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2017/04/25

ノー・エスケープ 自由への国境

映画.comにて『ノー・エスケープ 自由への国境』のレビューを執筆しました。トランプ政権下で何かと取り上げられることの多い「メキシコとの国境」ですが、まさにここを舞台にした極限サバイバルが誕生。

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『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督の息子、ホナスによる初の商業長編監督作です

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トレインスポッティングには小ネタがいっぱい

かねてよりダニー・ボイル監督はスタンリー・キューブリックに多大な影響を受けているらしく、『トレインスポッティング』製作にあたっても「映画で大事なのは、言語化して提示することではなく、観客に実際に体験させること」という言葉を常に意識していたそうだ。

それだけにとどまらず、このシリーズにはキューブリック関連の小ネタが目配せのように豊富に盛り込まれていることで知られる。T1で有名なのは前半の(レントンとダイアンが出会う)クラブシーン。美術が『時計じかけのオレンジ』だったり、広角レンズを使った撮り方もまたキューブリック的。そしてT2では。。。

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2017/04/21

レントン、シック・ボーイ、スパッド、ベグビーらのホームタウンへ

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エディンバラの中心部からしばらく歩くと、『トレインスポッティング』の主人公、レントン、シック・ボーイ、スパッド、ベグビーたちのホームタウンが見えてきます。同じエディンバラ市内でもいささか雰囲気が異なるのは、港がすぐ近くに迫っているせいでしょうか。上空にはカモメの鳴き声が絶えず聞かれ、道端では年配の方が(カメラを構える私に対して)ちょっと怪訝そうなそぶりを見せながら横切っていきます。リース(Leith)には、ありふれているけれど忘れがたい街の記憶が刻まれていました。

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