【NEWS】ウェス・アンダーソン最新作が新記録樹立
カンヌ映画祭でオープニング上映という大役を務め上げ、世界的な注目を浴びたウェス・アンダーソンの最新作"Moonrise Kingdom"。先週末より北米4館にて限定公開が始まっている本作の1館あたりの興収アベレージが130,752ドルを記録し、一般公開された実写映画としては『ドリームガールズ』の12万ドルを越える米史上(アベレージの)最高値をマークしたことが明らかとなった。この先、ニーズにあわせて週ごとに数百館ずつ劇場数が追加されていくことが予定されている。
それほどの人気作ならば最初から大規模公開しちゃえばいいのに、との声も聞こえてきそうだが、映画市場における「限定公開」にはあえて間口を狭めることによって観客による口コミ力を強めたり、あるいは小規模公開で得た観客反応をもとに配給&興行側が今後の大規模展開に備えたりという意味合いが隠されている。何よりも今回のように劇場が観客で溢れかえった状態だと、それが全米4館だけであったとしても、観客の心に「流行ってるんだなあ」というイメージが体感的に刻まれ、それが効果的な宣伝となって裾野を広げていくことになる。どんなビジネスでも需要と供給のバランス(その操作)って大事ですね。
*劇場あたりのアベレージ興収に関してはアニメ作品が圧倒的に強く、全ての映画を総合した歴代1位には『ライオンキング』の79万ドル(2館)、2位には『ポカホンタス』の45万ドル(6館)、3位には『プリンセスと魔法のキス』の39万ドル(2館)がそびえたつ。"Moonrise Kingdom"はそのランキング9位。『ドリームガールズ』は10位。
*ウェス・アンダーソン作品を米興収順(アベレージ順ではなく、累計興収順)に並べると以下のようになる。
cf.(1)ロイヤル・テネンバウムス/5200万ドル、(2)ライフ・アクアティック/2400万ドル、(3)ファンタスティックMr.FOX/2100万ドル、(4)天才マックスの世界/1700万ドル、(5)ダージリン急行/1200万ドル
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■アメリカでは5月の最終月曜がメモリアル・デイ(戦没兵追悼記念日)でお休みのため、映画界も盤石のラインナップを揃えてこれを迎え撃つ準備を整えてきた。その急先鋒となるのが10年ぶりに復活を遂げたあの人気シリーズ最新作なわけだが―。
いよいよカンヌ国際映画祭も授賞式と最終上映を残すのみとなりました。65年目のこの節目、ナンニ・モレッティ率いる審査員団はいったい
毎年、
カンヌ映画祭の最終日を目前に控え、「ある視点」部門の受賞結果が発表された。
加えて、カンヌのような名高い映画祭では国際批評家連盟(FIPRESCI)も各部門に独自の評価采配を下すことになっている。同連盟が選んだ「ある視点」の最高賞は"Beasts of the Southern Wild"。すでにサンダンス映画祭でもドラマ部門の最高賞に輝いている本作は、米南部の河に囲まれた湿地に暮らす6歳の少女が、南極の氷の中から放出された妖獣や、故郷を襲った洪水、父の病などに直面する中、たったひとりで母親の行方を探そうとする物語。各紙のレビューでも多くが「こんな独創的でマジカルな作品は観たことがない」と絶賛している作品だ。
いよいよカンヌ映画祭も終盤に差し掛かり、「






