2016/12/08

五日物語

ダークでグロテスク。しかしその美醜の混ざり合った輝きに魅了され、いつしか完全な虜と化してしまう大人のファンタジー『五日物語』についてレビューを書きました

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イタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督らしい強烈な一手。原作となった「ペンタメローネ」は17世紀に書かれた民話集で、「シンデレラ」や「白雪姫」のベースとなる物語も含んでいるのだとか。後にグリム兄弟などにも大きな影響を与えたと言われます。ファンタジー、おとぎ話と聞くと、過度で分かりやすい演出を含んだ作風がイメージされますが、それとは180度異なるリアリスティックな世界観が展開。リアルなのに、魔術的な力、不気味な登場人物、それに奇妙なクリーチャーまで存在するーーそんな不思議な映像世界をご堪能ください。

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2016/12/06

ミス・シェパードをお手本に

英国映画『ミス・シェパードをお手本に』について書きました。

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「ハリー・ポッター」シリーズやTVドラマ「ダウントン・アビー」でもおなじみのマギー・スミス主演の人間ドラマ。コスチューム・プレイで見慣れたこの名女優ですが、果たして今回はどんな驚きのキャラクターに挑戦しているのか。老女と劇作家との奇想天外な交流の物語です。

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2016/12/01

私の少女時代

青春映画『私の少女時代』についてレビューしています。台湾では2015年の興収NO.1を記録し、その余波はアジア諸国にも拡大しているというメガヒット作です。

台湾の青春映画ってどこか日本の80年代、90年代を思い出させる懐かしさがあるんですよね。特に本作はヒロインの少女時代をフラッシュバックさせていることもあり、90年代の要素てんこ盛り。タイプカプセルを開いたかのようなノスタルジーが胸に広がっていきます。また、 この映画は”アンディ・ラウ”というアイコンを非常に特殊な形で語りの手法に取り入れており、その大胆さにも思わずニヤリ。

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2016/11/22

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ついに待ちわびたこの瞬間がやってきました。『ハリー・ポッター』シリーズを受け継ぐ新たな魔法ワールドの幕開けです。エディ・レッドメインが魔法動物学者に扮する『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』について(映画.com)書いています。

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世の中には新章、リブート、前日譚など様々な続編のスタイルが存在しますが、今回の舞台は1920年代のニューヨーク。はてさて、『ハリー』シリーズとはどんな繋がりを見せてくれるのか。懐かしい名前もちらほら登場します。新しい仲間たちも登場します。いやあ、本当に楽しかった。爽快な驚きと優しさ、そしてイマジネーションがいっぱいです。

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世界の果てまでヒャッハー!

フランスで大ヒットを記録した『世界の果てまでヒャッハー!』について書いています。ご覧になった方も、まだご覧になれていない方も是非ご一読のほどを。

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『ブレアウィッチ・プロジェクト』などで用いられた”ファウンド・フッテージ”という手法をコメディの領域で炸裂させるという、題名からは想像もできないくらい画期的なことをやってのけた本作。気を緩めてみていると、中盤から全く目が離せなくなり、長回し、アクション、それにお下劣なギャグを繰り出す様に腹を抱えて笑ってしまいました。

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ジャック・リーチャー

掲載されて随分時間が経ってしまいましたが、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』について書いています。映画をご覧になられた方はぜひご覧いただければ幸いです。

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本作は純然たるエンタテインメントではあるものの、映画の随所にトム自身の辿ってきた人生が見え隠れしているような気がしています。そのことについて。ちょっと別の角度からこの映画のことを見つめることができるかもしれません。

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2016/10/05

ジェイソン・ボーン

あの男がついに帰ってくる。マット・デイモンとポール・グリーングラスが再びタッグを組んで放つシリーズ最新作は、その名も『ジェイソン・ボーン』。30代前半でこの当たり役を手にしたデイモンは40代なかばとなり、一体どのような形で10年という年月の経過を描き、かつ彼にしか体現しえない独自の”ボーン”像を復活させているのかにも注目したいところ。今回はそんな本作についてレビューしています。

妥協を許さぬ黄金タッグが、圧倒的な臨場感の中で放つ渾身の一撃/映画.com

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旧シリーズと本作を比較するにあたっては、スタッフ・クレジットを見比べてみるのも面白いかもしれません。例えば撮影は、これまでシリーズを3作連続で牽引してきたオリバー・ウッド(彼の最新作は『ジャック・リーチャー/ネバー・ゴー・バック』)から、”ボーン”以外のグリーングラス作品(『キャプテン・フィリップス』、『グリーン・ゾーン』、『ユナイテッド93』)の担い手、バリー・アクロイドへとバトンタッチ。

さらにこれまでシリーズの屋台骨を支えてきた脚本家のトニー・ギルロイが戦線離脱し、今回はグリーングラスと編集のクリストファー・ロウズが二人で脚本執筆するという不思議なコラボレーションが展開されています。その影響もあって、どちらかというとこれまでのストーリー重視を翻し、むしろグリーングラスが”ボーン”以外の自作で追究してきた生々しい「臨場感をちりばめた有機的な映画作り」が貫かれている印象。とにかく、おびただしい数の群衆を駆使しながらストーリーが展開していくので、観ている側もその圧倒的なパワーに気圧されぬように万全の体調で臨んだ方が良いかと思われます。

このジェイソン・ボーンの新たなる一手、あなたはどう見ますか?

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