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2022年5月11日 (水)

マイ・ニューヨーク・ダイアリー

Movie Walker Pressの「今週の三ツ星」コーナーにて、『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』について400文字でサクッと執筆させていただいております。どの映画を見ようかなと迷っている方が、その他の2作品などと共に、ご検討の材料になさっていただければと思います。

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ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス

映画.comにて『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』のレビューを執筆いたしました。いやあ、この映画を織りなす光と闇の応酬も実に楽しいですし、何と言ってもサム・ライミが彼の印を作品の至るところに我が物顔で刻み込んでいるのも楽しかった。映画ファンにとってちょっとしたボーナスステージのような映画だと感じました。GW中の地元シネコンはなかなか活気が戻ってきていて、その光景も併せて、楽しい映画体験でした。

 

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シネマでひと息『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』

雑誌「COMPANY TANK」の編集者さんにお声掛けいただきまして、見開きの映画コラム「シネマでひと息」が始まりました。私にとって初めての連載です。”おしごと系映画”という目線での映画セレクトも初めての経験でしたが、絶好のタイミングで素敵な作品と出会うことができました。というわけで、NYの出版エージェンシーで様々な”読者の声”に触れながら成長するヒロインの物語『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』をご紹介してます。皆様、どうか末永くご愛顧いただけますと幸いです。

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カモン カモン

一寸先は何が起こるかわからないこの時代。時には胸が苦しくなるし、現実に足元が震える時もある。耐えられなくなってTVを消してしまう時もあります。でもそれでも明日はやってくる。未来もやってくる。そこには毎日のルーティンのようにサッと朝日が差し込み、鳥たちが鳴き、木々が大きく呼吸して、そして私たちがいるーーー。『カモン、カモン』という映画を観ていると、どういうわけかそんな思いが胸にこみ上げてきました。映画の中で少年が口にする一言は、これから日々を生きていく自分の大きな原動力になりそうな気がしています。カモンカモン、不思議な言葉。ずっと唱え続けていたいです。

Movie Walker Press「今週の三ツ星」コーナーにて『カモン カモン』について400文字でレビューしています。お時間ある方はサクッとお読みいただければ嬉しいです。

 

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Dr.パルナサスの鏡

奇才テリー・ギリアムの途方もない怪作『Dr.パルナサスの鏡』についてCINEMOREに書かせていただきました。

巨匠ギリアムと仲間たちの奮闘によって完成した、ヒース・レジャー最期の作品/CINEMORE

撮影の合間に主演のヒース・レジャーが急死。彼を喪ったギリアムはその後、どのようにして作品作りを進めたのか。ギリアム作品は常にハプニングやトラブルの連続と言われますが、それは同時に、彼が凄まじい執念とイマジネーションで壁を乗り越えてきた歴史でもあります。

この映画に触れるたび、ギリアムに対する畏敬の念がこみ上げてきます。まさに、何度でも味わいたい名作。

 

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林檎とポラロイド

ちょっと前になりますが『林檎とポラロイド』についてCINEMOREでも書かせていただきました。

飄々とおかしくて哀しい『林檎とポラロイド』が浮き彫りにする、人の感情と記憶/CINEMORE

しっかりと作られた作品は、何回見ても飽きるどころか、見落としていた細部がより明確になって浮かび上がってくるもの。この『林檎とポラロイド』も空間の中にたっぷりと余白があるように見えて、それらが緻密に計算されていることに気づかされます。とても足し算と引き算が巧みに織り成された作品だと感じました。ぜひ記事とともに(そして劇場パンフに執筆させていただいた原稿も併せて)本作を再訪していただけると嬉しいです。

 

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