« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2022年7月23日 (土)

ミニミニ大作戦(1969)

マイケル・ケインの60年代の代表作の一つ、『ミニミニ大作戦』について執筆しました。

若き日のマイケル・ケインの魅力炸裂!60年代の終わりを駆け抜けた痛快カーアクション/CINEMORE

久々に鑑賞しながら改めて思いましたが、マイケル・ケインは若い頃(当時は36歳)も89歳になった今でも、点で見ても線で見ても、とにかくずーっと魅力的ですね。

『ミニミニ大作戦』の見どころはもちろんこのマイケル・ケインと、それから何と言ってもミニクーパー。特にラスト30分間、ミニがイタリア・トリノの街をスイスイ〜っと快走するシーンがたまりません。未見の方はぜひチェックしてみてくださいませ!

|

2022年7月 9日 (土)

Safari Online名作映画5選

Safari Onlineの映画5選シリーズ、今月も書かせていただきました。

ふとしたことが大事件に。巻き込まれ映画5選/Culture/Safari Online

80年代、90年代の懐かしい映画ばかりで、いま見直しても全く色あせない骨太さがあり、当時の時代性や空気感、巨匠たちのライフステージにおける悩みや葛藤が伺えたり、はたまた昔の自分には全く見えてなかったものが見えてきたり。もし興味を持たれましたらぜひ本編もご覧になってみてください。

*今回ご紹介している5作品はこちら・・・

・エネミー・オブ・アメリカ(1998)
・フランティック(1988)
・チェンジング・レーン(2002)
・アフターアワーズ(1985)
・ペリカン文書(1993)

 

|

2022年7月 3日 (日)

ジャバーウォッキー4Kレストア版

CINEMOREにて、テリー・ギリアムの単独初監督作として知られる中世アドベンチャー『ジャバーウォッキー』(1977)について書かせていただきました。奇才がまだ30代後半だった頃の一作です。

奇才ギリアムのソロ監督デビュー作『ジャバーウォッキー』が4K版で再降臨。尽きることのないイマジネーションの原点がここに。/CINEMORE

Img_1772

画像は、かつてエディンバラを訪れた際にたまたま見つけた、テリー・ギリアム関連の展示物より。ストリートの壁に大写しになってました。

|

2022年7月 2日 (土)

MONOS 猿と呼ばれし者たち

何も考えずに映画を見ていると、不意に、スクリーンや画面の向こう側から何か得体の知れない存在がじっとこちらを見つめている様な気分に陥ることがあります。私にとって最近ではこの『MONOS』がそうでした。状況説明なくストーリーが始まるので、全貌がよく掴めない。その上、神の掌を必死に駆けずり回っている様であり、はたまた『地獄の黙示録』や「蝿の王」みたいに内面を深く覗かれている気分も晒されるーーー。本当に不思議な映画です。先日、ブルーレイで再見したのですが、できるだけ音を大きくして臨むと、森の大気のざわめきや、時折「フォーン、フォーン」と鳴り響く、動物の鳴き声?、あるいは宇宙からの信号音?みたいでもある音の構成もまた神秘的でした。

Monos

|

ボイリング・ポイント

隔月刊の雑誌「Company Tank」でのコラム。二回目も無事完成しました。イギリス映画『ボイリング・ポイント/沸騰』をご紹介しています。ロンドンの人気レストランを舞台に、90分間、カメラがノンストップで厨房と客席の間を駆け巡るワンショットムービー。”お仕事”という視点で、いろんなタイプの映画を扱えて嬉しいです。選ぶとき、結構大変ではあるのですが。

Boiling01

|

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »