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2005/09/26

『ヘブン・アンド・アース』

「グリーン・デスティニー」「HERO」「MUSA」に続いて、またまたアジアから壮大な歴史アドベンチャーが登場した!舞台は、その名を聞けば誰もがロマンを抱かずにはいられない、あの“シルクロード”。遣唐使として中国に渡ったひとりの日本人の長くて過酷な旅を、「双旗鎮刀客」のフー・ピン監督が渾身の力を込めて描ききる。主演は「鬼が来た!」のチアン・ウェンと「壬生義士伝」の中井貴一。共演に「少林サッカー」のヴィッキー・チャオ。

紀元700年頃の中国。13歳で遣唐使として派遣されて以来、いまだに皇帝に仕える一人の日本人剣士がいた。その者の名は、来栖(中井貴一)。25年ぶりの帰国が許された彼は、司令官の娘、文珠(ヴィッキー・チェン)を警護し長安へ送り届ける中で、皇帝より最後の仕事を命じられる。それは、「元将軍で反逆者の李(チアン・ウェン)を始末せよ」というもの。一方その頃、李は皇帝へ献上する仏教経典の護衛として長安を目指していた。ふたりの通り道はひとつ、シルクロード。闘いの時は、少しずつ近づいていた…。

つい先日にも、チェン・カイコー監督が真田広之を主演に歴史大作を撮ることを発表したばかりだが、アジアの歴史大作に付き物なのは“多国間協力”という概念だ。それもそのはず、例えば舞台を“シルクロード”と定めたときに、我々が歴史の時間に習った定義からすれば、そこに雑多な人種が集っていなければそれはシルクロードでもなんでもない。国家間の垣根を越えてこういったアジアの誇る壮大な物語が少しずつ映像化され始めていることに、同じ地に生きる者として息を弾ませずにはいられない。普段は“七三分け”で、よく見ると日本人らしからぬテイストを併せもつ中井貴一は、その髪を惜しげもなく振り乱して熱演。陰と陽の関係のごとく対峙する怪優チアン・ウェンと堂々と渡り合っている。

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