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2006/03/17

ドラマ版「東京タワー」の行方

J-WAVEの深夜番組「リリー・フランキーのNIGHT STORIES」も今月いっぱいで終了することとなった。「大貫妙子のNIGHT STORIES」と共にずっと楽しみにして聞いていたものだから残念でならないのだが、それにしてはパーソナリティたちは至って平然としている。彼らに共通しているのは共にある程度年齢を重ねた大人であるということ。きっといろんな精神的な障壁もあったことだろうが、「決まったことはしょうがない」という具合にうまいこと気持ちを切り替えている。彼らのそういう一面を垣間見られるだけでも、これらの番組を聴き続けていて良かったなと思った(といってもまだ終了したわけではないのだが)。

多くの人に薦められているリリーさんの『東京タワー』、僕は相変わらずの活字嫌いなのでなかなか読み出せずにいるのだが、既に方々のメディアが報じているようにフジテレビでのドラマ化が決定している。本来ならば久世光彦氏がメガホンを取る予定だったが、「亡くなる一週間前に会ったばかりだった」とリリーさんも驚くほどの急去。一時プロジェクトは暗礁に乗り上げたかと思われていたが、『県庁の星』で劇場映画デビューを果たしたばかりの西谷弘が後を引き継ぐ形で久世さんの想いは継続されることとなった。

脚色を担当しているのは、京都の劇団MONOを主宰する土田英夫氏。関西系劇団といえば最近では『サマータイムマシン・ブルース』でフィーチャーされたヨーロッパ企画が一気に全国的知名度を高めたが、MONOの土田氏といえばその一足前に自身の戯曲『約三十の嘘』が映画化されて注目を集めた(映画の方は想ったよりも爆発はしなかったわけだが)。文化庁の研修制度で一年間渡英してからというもの、活動の幅が一気に拡がったような気がする。

もちろん「東京タワー」で綴られたエピソードがすべてそのまま脚色されているわけではなく、脚本に目を通したリリーさん曰く「へえ、こんな風になってるんだ~」。久世さんからは「直したい所があったらドンドン言ってください」と言われていたらしいのだが、「久世作品としてどのような仕上がるのか、口を出すなんて恐れ多いというか、昔からのファンとしてとにかく楽しみにしてます」と答えたそうだ。「原作者としてではなく、いち視聴者として楽しみに待っている、と言った感じですね」とも。

ちなみにオカン役を田中裕子が演じることについては、「全然あんなじゃないですからね。ババアも草葉の陰で喜んでいることでしょう」。

ドラマの放送は「夏ごろ」とのこと。連ドラではなく、2時間単発ドラマという形での放送のようだ。

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