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2007/01/25

松本人志 第一回監督作品

秘密裏に巨大なプロジェクトが始動しているとのことで、東京タワーのすぐ近くにある東京プリンスホテル・パークタワーで開催された記者会見に行ってきました。

吉本と松竹がガッチリとタッグを組んでの映画企画。しかもその第一弾のメガホンを撮るのは、あの松本人志だというのだから驚きです。最初の企画会議が5年前。それから徐々に詰め、昨年8ヵ月に渡って(“四季”を追いたかったんだそうです)都内でロケを重ね、現在は編集作業中だという。本日明らかにされたタイトルは、『大日本人』。

松本監督は、おびただしいカメラとマスコミの数に「ふへえ!」と目をパチパチさせながら壇上に登場。しかし調子を掴むといつものように「ほんとうのこというと、全然面白くなりそうになかったら、今日の会見で“すみません”って言おうかなって思ってたんです。でも実際、自分でもかなりいい手ごたえなんで、楽しみにしてもらっていいと思います」と宣言。

しかし「どんなジャンルですか?」「どんなストーリーですか?」という質問に及ぶと、「ジャンルとか、ストーリーとか、ひとことでは言えないですね。多分、それは映画を観る前じゃなくて、見た後に、ああ、こんなジャンルかな、こんなストーリーかな、って言えるんじゃないですかね」と煙に巻く回答を繰り返し、そんな曖昧にしか返せない現状についても「もったいぶってると思われるかもわかりませんが、これが本当に簡単には説明できない内容なんですよ」と、とにかく本来我々が映画と捉えている枠組みすらも飛び超えた奇想天外な作品になりそうな予感をほのめかしていた。

しかしその後の質問のやり取りによってちょっとだけ中身が判明。『大日本人』というタイトルからも垣間見えるように、松本監督自身が日本について思うことをギュッと凝縮した作品(?)になっているようで、主演も務める彼の役どころは「まあ、ひとことで言えば、“ヒーロー”ですかね」。もちろんそれが世間一般で考えられる“ヒーロー”と同一であることは絶対に考えられない。

そしてこういうときには必ず引き合いに出される存在として「北野武」の存在があるわけだが、「タケシさんを意識はしますか?」の質問に「いや、タケシさんの場合はテレビと映画とで全くの別だと思うんですよね。でも僕の場合はテレビでやってることの延長だと思うんで、全く意識はしてないですね」と返すものの、その前に挨拶した松竹の映像本部長さんの口からは「本音を申しますと、北野武監督を超えていただきたい」と力強い要望が語られていた。

ちなみに「相方の浜田さんはなんておっしゃってますか?」の質問には、「浜田は…もしかしたら何も知らないかもわからんですね」と返答。でもでも、結局のところ、今日の会見で具体的にベールを脱いだのは「タイトル」と「公開規模」ぐらいなもので、キャストに関しても「主演 松本人志」とだけしか明らかにされていない。もしかすると完成版のどこかのシーンで浜田がぶらりと登場、なんてこともありうるのかもしれない。

なんて悶々と『大日本人』について考えてみたところで、「ダウンタウンDX」に出演中の松ちゃんがブラウン管の向こう側からそれに答えてくれるわけもなく、とにかく我々は無情にも6月の公開をジッと待ち続けなければならないようだ。

松本人志初監督作品『大日本人』は、2007年6月、全国松竹系にてロードショー。具体的には「200を超える劇場」での公開となる模様。25日の15時に解禁となった公式HPには、いまの心情を連ねた松本監督の手紙と、会見全文が掲載されています。

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