« 『アポカリプト』 | トップページ | 『恋愛睡眠のすすめ』 »

2007/04/11

子供向け映画のただならぬ現状

近所のシネコンのHPにアクセスすると、とんでもない注意書きを見つけたのでここでご報告させていただく。大人たちの知らぬ間に、いつのまにか子供用ムービーはこんなことになっていたのである。

********************

『ムシキング/オシャレ魔女ラブ&ベリー」上映について

当館ではお客様が映画にあわせてダンスを行うシーンがあること、ご覧になるお客様の主な年代、安全等を考慮して、劇場内を通常の上映よりやや明るめにして上映いたします。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

********************

たとえば、今は独身の私がいつの日か人の親となり、子供に映画が観たいとダダをこねられ、そうか、しかたねえな、と思い腰を上げて劇場に連れていき、まあ子供用の映画だしなあ、と適当にスクリーンを眺めやっていたりなどすれば、いきなりダンスシーンなんかが始まりやがって、映画のキャラクターが客席に向かって「さあ、みんなも踊ろうではないか!」などとのたまったりするわけである。で、隣に座ってる子供も子供でなんだかウキウキと立ち上がって「お父さんは踊らないの?」などと尋ねてきた日にゃあ、こっちもこっちで運動会の保護者リレーと同様、踊らないわけにはいかず、じゃあ踊ろうか、とたかをくくって立ち上がり、とりあえずは手や足などを交互に動かしているうちに、なんだ、わはは、愉快じゃないか、と子供をさしおいてなんだか楽しくなってしまい、調子に乗っているうちにダンスタイムの終わるタイミングも分からず、いつのまにか客席は皆が腰を下ろし、俺だけがノリノリで立ち上がっているという体たらく。挙句の果てに後ろのガキからは至極冷静に「見せません」と注意が飛び、うるせえ、このクソガキ、と応戦するわけにもいかず、結果的に隣の子供にカッコ悪いところオンリーを見せ付けることになってしまったりするやも知れぬ。というか、実際にそのような大人が続出しているのではないかと上記の注意書きにただならぬ恐怖心を抱きながら、いまはただ、全国の親たちに力の限りエールを送る次第である。

|

« 『アポカリプト』 | トップページ | 『恋愛睡眠のすすめ』 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 子供向け映画のただならぬ現状:

« 『アポカリプト』 | トップページ | 『恋愛睡眠のすすめ』 »