『ダイ・ハード4.0』
「300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『ダイ・ハード4.0』です。
これなら歓迎できる、見事な復活ぶり
12年ぶりの最新作は、同窓会的なオマージュをバッサリと切り捨て、全米を大混乱に陥れるサイバー・テロによって「デジタル制御下の孤軍奮闘」というシリーズの一貫性を究極化。マクレーン警部のアナログな猪突猛進ぶりを強調すべく主要キャストは若者ばかりが占め、親子ほど歳の離れた新相棒とも前作のサミュエルとは違う妙な連帯感を発揮している。また、レン・ワイズマンによる肉弾アクション+VFXといったデジタル新機軸にも、冒頭の銃撃戦から終盤の大崩壊に至るまで、確固たるビジュアルに基づく予定不調和の骨太さが満載。「殺す!」という字幕の多様には辟易してしまったが、まずは129分、ひと時も飽きさせない見事な復活ぶりかと。
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