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2007/06/14

『ラッキー・ユー』

「300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『ラッキー・ユー』です。

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『イン・ハー・シューズ』よりは詰めが甘い。でもその“甘さ”にこそ大人のドラマを感じてしまうのは、カーティス・ハンソンのゆったりとした語り口が驚くほどの深みを帯びて心に届くからだろう。ここでは冒頭の質屋での値踏みを皮切りに、男女の出逢い、親子の確執に至るまであらゆる瞬間に駆け引きが満載。そして映画の要となる“ポーカー”が、決して騙し騙されだけでなく、登場人物の感情をストレートに投影するための装置として機能しているのが面白い。演技とポーカー・フェイスの狭間で二重に表情を変えるキャストの面々には、演技の難しさを超えたリラックスムードさえ伺え、特に些細な仕草の中に人生を滲ませるロバート・デュバルの存在感はさすが。

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ラッキー・ユー
監督:カーティス・ハンソン
出演:エリック・バナ、ドリュー・バリモア、ロバート・デュバル
(2007年/アメリカ)ワーナー・ブラザーズ映画
6月23日全国公開

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