« 『ショートバス』 | トップページ | 『傷だらけの男たち』 »

2007年7月16日 (月)

『ファウンテン 永遠につづく愛』

「300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『ファウンテン 永遠につづく愛』です。

僕らの頭は、奇才監督にどれだけ迫れるか?

スキンヘッドでふわりと宙に浮かび、涅槃の境地を探るがごとく瞑想に耽るジャックマン…。そのワンシーンだけで僕らは『π』や『レクイエム・フォー・ドリーム』に連なるアロノフスキーのトンデモぶりに瞬時接続できる。この特異な才能が織り成す本作のテーマは、“不治の病”。愛妻を襲ったその避けられぬ運命に抗おうと、主人公が現実世界、精神世界、そして“永遠の泉”をめぐる中世騎士の物語とを静かに横断していく。幻想的かつ多層構造なストーリーは、俄かにカルト臭を漂わせながらも、ギリギリの抑制力で唯一無二のオリジナリティを貫徹。この撮影を経て監督とレイチェル・ワイズが婚約したというサイド・ストーリーも合わせてご賞味あれ。

■この記事が参考になったら押してください→人気blogランキング

ファウンテン 永遠につづく愛
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ、エレン・バースティン
(2006年/アメリカ)20世紀フォックス映画
7月14日より銀座テアトルシネマほか全国順次ロードショー


過去レビュー】【DIARY

|

« 『ショートバス』 | トップページ | 『傷だらけの男たち』 »

300文字レビュー」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137483/15772059

この記事へのトラックバック一覧です: 『ファウンテン 永遠につづく愛』:

» 「ファウンテン・永遠に続く愛」考え始めると迷宮に迷い込む、愛... [soramove]
2006年10月26日東京国際映画祭で鑑賞 「ファウンテン・永遠に続く愛」★★★☆ ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ主演 ダーレン・アロノフスキー監督、アメリカ、2006年 最初の印象は 「何だ、コレ?」だった。 瞑想する主人公は、宇宙に浮かぶ ...... [続きを読む]

受信: 2007年7月20日 (金) 12時24分

» ファウンテン 永遠につづく愛 [空想俳人日記]
永遠の 泉の在り処 この瞬き   な、なな、なんなんだあ、この映画は。永遠につづく愛、だとお。そんなの邦題だけ、後からくっつけたようなもんじゃないか。「π」「レクイエム・フォー・ドリーム」の鬼才ダーレン・アロノフスキー監督を私はよう知らんが、そんなこと言っ... [続きを読む]

受信: 2007年8月 8日 (水) 20時30分

« 『ショートバス』 | トップページ | 『傷だらけの男たち』 »