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『やわらかい手』

「300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『やわらかい手』です。

酸いも甘いも噛み分けた彼女の笑顔が忘れられない

愛する孫を難病から救いたい、でもお金がない…。ってなわけで、平凡な主婦マギーが職探しに立ち寄った先は、なんとロンドンの風俗店!しかしそこでの“接客業”が男たちの間で大ブームとなってしまうのだから、世の中は本当に素敵な奇跡で満ちている。伝説の女優マリアンヌ・フェイスフルが苦難の自分史を投影したかのような神々しい演技を見せれば、『アンダーグラウンド』の主演が記憶に残るマイノロヴィッチも、いかつい体格で飄々とした存在感を注入。危なっかしい題材はいつしかサナギから見事な蝶へ。泣いて、笑って、ラストにはとびきりの勇気と希望をくれるこの人間賛歌、まさに「第九」に匹敵する2007年屈指の“映画締め”と言えよう。

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やわらかい手
監督:サム・ガルバルスキ
出演:マリアンヌ・フェイスフル、ミキ・マノイロヴィッチ
(2006年/イギリス=フランス=ベルギー=ドイツ=ルクセンブルグ)
クレスト・インターナショナル
12月8日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー

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» やわらかい手 [本ナビ!by Tamecom,『やわらかい手』]
 男のリアルで生々しい欲望と60歳のおばあちゃんの人生が、壁の穴を通して交差する。きわどい話だが、どこかこっけいで心が温かくなる。  ロンドンの繁華街にあるフーゾク店。お客が地下に降りると、殺風景な部屋の壁に穴がある。客は穴にペニスを突っ込み、反対側の部屋で待ち受けた女性がそれをしごく。  おばあちゃんは、難病で倒れた孫の手術費を稼ぐためこの≪手コキ部屋≫で働き始める。おばあちゃんの「やわらかい手」 ... [続きを読む]

受信: 2007年12月11日 (火) 21時32分