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2008/02/25

『エディット・ピアフ 愛の讃歌』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『エディット・ピアフ 愛の讃歌』です。

演じることの、そのさらに向こう側

ひとえに伝記映画といえば冗長になりがちなもの。でも本作はまるっきり違う。フランスが誇る歌姫エディット・ピアフの愛と情熱に満ちた生涯を、死の際に輝く走馬灯のようにスピーディーに織り成していく。すべては時系列ではなく、イマジネーション優先。エピソードは交錯し、登場人物もどんどん入れ替わる。でも不思議なことに混乱は生じない。それは主演女優マリオン・コティヤールのエネルギッシュな存在感がすべてを超越して僕らの感性に直接うったえかけてくるから。特殊メイクの恩恵はあっても、少女時代から最晩年(47歳)までを全身全霊で演じきる身体能力には舌を巻くばかりだ。演じる?いや、これはもう“憑いてる”とさえ言える境地なのではないか。

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エディット・ピアフ 愛の讃歌
監督:オリヴィエ・ダアン
出演:マリオン・コティヤール、シルヴィー・テステュー、パスカル・グレゴリー、
エマニュエル・セニエ、ジャン=ポール・ルーヴ
(2007年/フランス=チェコ=イギリス)ムービーアイ

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