『つぐない』
「300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『つぐない』です。
長文レビューはこちら
まさかこれほどまでとは思わなかった…
『プライドと偏見』で頭角を現した弱冠35歳のジョー・ライト監督が、長編2作目にして大成長を遂げた。原作は2002年に出版されたイアン・マキューアンの「贖罪」。『プライドと偏見』と同じくクラシックな雰囲気漂う物語ではあるが、ひとりの少女の誤解によって離れ離れになってしまった若き男女の運命と、その少女が生涯をかけて誓う“つぐない”を、見事なまでの芸術性とカメラワークで綴っている。とりわけ彼らの前に立ちはだかる“戦争”という名の混沌をたったワンショットで俯瞰するシーンは、息が止まるほどの感動で観客を揺さぶってやまない。そして終幕にかけて“フィクション”の魔法を少々。まるで魂の浮遊すら感じさせる渾身の123分に心から拍手。
■この記事が参考になったら押してください→人気blogランキング
つぐない
監督:ジョー・ライト
出演:ジェームズ・マカヴォイ、キーラ・ナイトレイ、シアーシャ、ローナン
ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ブレンダ・ブレッシン
(2007年/イギリス)東宝東和
<ジョー・ライト監督作>
『プライドと偏見』レビュー
『路上のソリスト』レビュー
久々に打ちのめされた原作小説でした。読み終えてみると、ジョー・ライト監督がいかに的確にこの物語を映像化したのかがよく分かります。そのラストは映画とはちょっとひと味違っていて、原作のほうがより余韻を噛み締めた仕上がりとなっています。あたなはどちらがお好きですか?
------
【TOP】【過去レビュー】【DIARY】
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137483/40170098
この記事へのトラックバック一覧です: 『つぐない』:
» つぐない [アートの片隅で]
「つぐない」の試写会に行って来ました。
アカデミー賞ノミネート、ゴールデングローブ賞では見事作品賞を受賞した作品です。
アカデミー賞ノミネート作品を観るのは、「ノーカントリー」に続いて2作品目になります。
「ノーカントリー」と違って解り易く、こちらの方がアカデミー賞を穫っても良かったのではないでしょうか。(でもまだ他のを観ていないので何とも言えませんが、、、)
1935年,第2次世界大戦前イギリス、政府官僚の姉妹と使用人の息子の間に起こるせつないラブストーリーです。
小説家を目指...... [続きを読む]
受信: 2008年4月10日 (木) 11時01分
» つぐない/ Atonement [我想一個人映画美的女人blog]
"つぐない"といえば、テレサ・テンですが、、、
って世代がバレるか{/dododo/}
こちらの作品、
今年のアカデミー賞作品賞のノミネートに、ゴールデングローブ賞作品賞受賞{/hakushu/}
トロント映画祭でも高評だったし、その地味なタイトルとは裏腹に、期待が高まるのは仕方ない。
予告篇、あんまりみないようにしてたけど、
"つぐない"というからには キーラ・ナイトレイ&ジェームズ・マカヴォイ二人の
単なるラブストーリーではないらしい。 キーラの妹?小娘が出ていて何かやらかすらしい?
... [続きを読む]
受信: 2008年4月10日 (木) 12時06分
» 『つぐない』 [Sweet*Days**]
監督:ジョー・ライト CAST:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン 他
ゴールデングローブ賞 作品賞、... [続きを読む]
受信: 2008年4月12日 (土) 20時59分
» Atonement 「つぐない」 [表参道 high&low]
格式高いアカデミー会員が好きそうな英国産の悲恋物語がAtonement(つぐない)。 シーンの導入部分にタイプライターの音がオーバーラップする懐かしい構成と光を上手く使った映像が印象に残る秀作です。イギリス郊外のディナージャケットとシルクと煙草が残るお屋敷で、Keira Knightley(キーラ・ナイトレイ)演ずる娘とJames McAvoy(ジェームス・マカヴォイ)が快演の使用人がお互いの想いを実らせます。 しかし、Saoirse Ronan(シアーシャ・ローナン)が卓越した表現力で演じる幼い妹... [続きを読む]
受信: 2008年4月12日 (土) 21時54分
» つぐない/Atonement [描きたいアレコレ・やや甘口]
壮大なメロドラマを観ているよう。しかし、ありきたりのメロドラマでなく、最後に作家として名を成した77歳のブライオニー(バネッサ・レッド... [続きを読む]
受信: 2008年4月14日 (月) 08時58分
» Atonement 「つぐない」 [表参道 high&low]
格式高いアカデミー会員が好きそうな英国産の悲恋物語がAtonement(つぐない)。 シーンの導入部分にタイプライターの音がオーバーラップする懐かしい構成と光を上手く使った映像が印象に残る秀作です。イギリス郊外のディナージャケットとシルクと煙草が残るお屋敷で、Keira Knightley(キーラ・ナイトレイ)演ずる娘とJames McAvoy(ジェームス・マカヴォイ)が快演の使用人がお互いの想いを実らせます。 しかし、Saoirse Ronan(シアーシャ・ローナン)が卓越した表現力で演じる幼い妹... [続きを読む]
受信: 2008年4月15日 (火) 21時29分
» ★「つぐない」 [ひらりん的映画ブログ]
今週公開作は・・・
「フィクサー」「王妃の紋章」「ブラックサイト」「ヒットマン」など・・・
見たい作品が目白押しだけど・・・
やはり、キーラ・ナイトレイが出てる本作を初日のレイトショウで。
... [続きを読む]
受信: 2008年4月16日 (水) 04時11分
» 『つぐない』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「つぐない」□監督 ジョー・ライト □原作 イアン・マキューアン「贖罪(新潮社刊)」□脚本 クリストファー・ハンプトン □キャスト キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、ロモーラ・ガライ、シーアシャ・ローナン、ブレンダ・ブレシン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、パトリック・ケネディ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュノ・テンプル■鑑賞日 4月13日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
桜の花を追い求めて、... [続きを読む]
受信: 2008年4月16日 (水) 12時15分
» つぐない [I N T R O]
「誰にとっての"つぐない"なのか、それが問題だ。」 / (ネタバレの可能性あり)「プライドと偏見」(05)で華々しいデビューを飾ったジョー・ライト監督の第二作目となる今作も、著名小説を原作にした文芸大作となった。原作となるブッカー賞作家イアン・マキューアンの「贖罪」は、極めて技巧的な小説であるために映像化は...... [続きを読む]
受信: 2008年4月17日 (木) 15時56分
» 「つぐない」 [クマの巣]
「つぐない」、観ました。
「プライドと偏見」のジョー・ライトが再びキーラ・ナイトレイと組んだ文芸大作です。
1人の少女のついた嘘が... [続きを読む]
受信: 2008年4月19日 (土) 11時20分
» 「つぐない」ひとつの嘘の狂わせた運命を考える [soramove]
「つぐない」★★★★オススメ
キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シーアシャ・ローハン主演
ジョー・ライト監督、イギリス、2007年、123分
第80回アカデミー賞作曲賞受賞作品。
少女のちょっとした嫉妬から生まれた嘘が
結ばれる運命の男女を
別...... [続きを読む]
受信: 2008年4月20日 (日) 23時41分
» つぐない Atonement [シネマログ 映画レビュー・クチコミ 映画レビュー]
都合よく脳内変換して罪を贖う■ストーリー1930年代の、戦争の兆しが見えていたイギリス。政府高官の長女であるセシーリアは、使用人の息子ロビーへの秘かな愛情に気づく。ただ一度の逢引を、妹のブライオニーに見られてしまう。その後に目撃した強姦事件の犯人として、ブライオニーはロビーの名を告げ、警察に証言する。ロビーは刑務所に移され、そして戦場へ。セシーリアはロビーを待つ。ブライオニーは自分のついた嘘で過酷な運命に晒させてしまった罪を背負いながら生きることを誓う。■ひとつの嘘が他人を貶...... [続きを読む]
受信: 2008年4月21日 (月) 17時53分
» 「つぐない」観てきました♪ [りんたろうの☆きときと日記☆]
☆「つぐない」
監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、ロモーラ・ガライ、シーアシャ・ローナン、ブレンダ・ブレシン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、パトリック・ケネディ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュノ・テンプル
1930年代、第二次世界大戦前夜、夏のイングランド。
政府官僚の末娘で未来の大作家を自負する13歳のブライオニーは、大学を卒業したばかりの姉セシーリアと使用人の息子で幼なじみのロビーとの噴水の前での諍いを目撃。
姉のセシーリアとロビーは、心の底ではお... [続きを読む]
受信: 2008年4月24日 (木) 01時05分
» 黒い嘘、白い嘘。『つぐない』 [水曜日のシネマ日記]
嘘をついた少女が罪の重さを背負って生きる物語です。 [続きを読む]
受信: 2008年4月25日 (金) 10時00分
» つぐない [Akira's VOICE]
思い込みの嘘は自分を苦しめる。
[続きを読む]
受信: 2008年4月30日 (水) 16時08分
» つぐない [Akira's VOICE]
思い込みの嘘は自分を苦しめる。
[続きを読む]
受信: 2008年5月 2日 (金) 11時12分
» 【劇場映画】 つぐない [ナマケモノの穴]
≪ストーリー≫
第二次世界大戦前夜、夏のイングランド。政府官僚の娘で未来の大作家を自負する13歳のブライオニーは、大学を卒業したばかりの姉セシーリアと使用人の息子で幼なじみのロビーのただならぬ関係を察知し、ロビーへの警戒心を抱く。そして事件は起きる。ブライオニーの嘘の証言によって、愛しあう恋人たちは無残にも引き裂かれ、犯した過ちの重さにブライオニーが気づいたときには、泥沼の戦争が始まっていた。(goo映画より)
『ペネロピ』でファンになってしまったジェームズ・マカヴォイが出ている、ということ... [続きを読む]
受信: 2008年5月 6日 (火) 20時19分