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2008/04/19

『大いなる陰謀』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『大いなる陰謀』です。

せめて2、3年早く出逢えたら、こんなに哀しくはならなかった

新たな軍事作戦を推し進める気鋭の共和党議員がジャーナリストに特ダネを優先提供する。その瞬間にも戦場では若き兵士たちの命が危険にさらされ、また大学の研究室では、教授が生徒に“ある教え子の話”を切り出していた…。主演作『大統領の陰謀』で国家に挑んだレッドフォードが、今度は現代社会のジレンマを3つのステージで切り崩す。原題は“Lions for Lambs”。獅子(勇敢な兵士たち)が羊(彼らを利用する政治家)のために犠牲となる皮肉を表している。ヒューマニズムは冴え渡るが、全てはタイミングが悪かった。大統領選が過熱する中、この手の主張は語り尽くされた感が強い。トムの不人気も相俟って、着想・製作から公開までのタイムラグが残念でならない。

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大いなる陰謀
監督:ロバート・レッドフォード
出演:ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズ、
マイケル・ペーニャ、デレク・ルーク
(2007年/アメリカ)20世紀フォックス
4月18日より日劇ほか全国ロードショー

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