『マンデラの名もなき看守』
「300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『マンデラの名もなき看守』です。
南アフリカ現代史は、塀の中でもリアルタイムに動いていた。
アパルトヘイト政策下の南アフリカ。反政府活動家として逮捕されたネルソン・マンデラと彼の監視を命じられた看守が数十年に渡って少しずつ心を通わせていく。マンデラ本人によって伝記映画の製作が許可されたのはこれが初。その重圧をものともせず、地道な人間描写に定評のあるビレ・アウグストは知られざる塀の中の友情を丹念に描き込む。そして気になるマンデラ役には…デンゼル?モーガン?いやいや、なんとあのTVシリーズ「24」の黒人大統領役、デニス・ヘイバートが大抜擢!森のクマさんのような愛らしさもさることながら、言葉を交わした者すべてを感化させる『グリーンマイル』もビックリの特殊な人物像に史実としての十分なリアリティを付与している。
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マンデラの名もなき看守
監督:ビレ・アウグスト
出演:ジョセフ・ファインズ、デニス・ヘイバート、ダイアン・クルーガー
(2007年/仏=ベルギー=伊=南ア)ギャガ・コミュニケーションズ
5月17日よりシネカノン有楽町1丁目、シネマGAGA!ほか全国順次ロードショー
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