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2008/07/21

全米ボックス・オフィス Jul.18-20

【Jul.18-20 weekend】

01 The Dark Knight(-)
02 Mamma Mia!(-)
03 Hancock(↓)
04 Journey to the Center of the Earth(↓)
05 HellboyⅡ:The Golden Army(↓)
06 Wall-E(↓)
07 Space Chimps(-)
08 Wanted(↓)
09 Get Smart(↓)
10 Kung Fu Panda(↓)

『バットマン』シリーズ最新作となる『ダークナイト』が期待通りの大スパーク!劇場には思い思いのキャラのコスプレを身にまとったファンが大挙したようだが、きっとこの極端なまでにシリアスかつダークな質感に度肝を抜かれたことだろう…

●前作『バットマン・ビギンズ』以来、多くのファンが心待ちにしていた本作は、初日だけで6640万ドルを売り上げ、週末3日間の合計でも興収1億5500万ドルを叩き出した。これは『スパイダーマン3』が持っていた初日&週末興収(1億5100万ドル)を上回る記録。だが、2006年のチケット価格は平均6.88ドルで、現在はそれが7.08ドルに上昇しているこおもあり、観客動員数的には『スパイダーマン3』のほうがわずかに上回っているようだ。

ちなみに2005年公開の『バットマン・ビギンズ』は週末興収が4870万ドル、全興収が2億500万ドル。『ダークナイト』の勢いがいかに凄まじいものかお分かり頂けるだろう。

作品の前評判が高かったこと、ジョーカー役のヒース・レジャーが急逝したこと(本作でのあまりのインパクトにより、早くもアカデミー賞ノミネート確実との声が高まっている)はヒットの大きな要因と捉え得るが、『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』『ヘルボーイⅡ』と盛り上がってきたアメコミ・ヒーローの勢い、そして夏休み興行の持つ圧倒的な観客動員力が全て巧く噛み合った結果とも言えるだろう。

ちなみに『ダークナイト』は製作費が1億8000万ドルと伝えられているが、シカゴの街を利用したとことんドライなアクション&大爆破シーンに加え、152分の上映時間の内の30分に当たる6シーンがIMAXカメラによって撮影されたことも大きな話題となっている。

これはIMAXシアターの最大8階建てビルの高さに相当する巨大スクリーンでの上映にも耐えうる高密度の巨大映像を活写するために用いられたもので、通常の長編映画で使用されたのは初。・・・って知ったような口調で書き連ねていながら、その映像体験の凄まじさは筆者もまだ未体験です。アメリカのIMAXシアターではこの巨大スクリーンで『ダークナイト』を体感しようと息巻く観客で大変なことになっているようで、今週分、週末分のチケットはとうにソールドアウト状態だと言う。

●2位には劇団四季のミュージカルでもお馴染み『マンマ・ミーア!』の劇場版。メリル・ストリープ、ピアース・ブロスナン、コリン・ファースらがABBAナンバーを歌って踊るこの作品は、30代以上の女性(映画鑑賞における『ダークナイト』の“オルターナティブ”として十分に効力を発揮している)を大幅動員して今週末2760万ドルを売り上げた。この数だけ見れば悪くない気もするが、今しがた『ダークナイト』の成績を俯瞰した直後だとこじんまりした感じがしないでもない。

●『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は9週目にして遂にトップ10外へ(12位)。『花より男子』に押され気味だったせいか、これまでの3部作に比べてどこか地味な盛り上がりだった本作ですが、今のところ全米では3億1200万ドルを売り上げ、歴代興行成績としては23位を記録。もちろん『インディ』シリーズの中でもダントツ1位です。ちなみに歴代1位は『タイタニック』(6億ドル)。スピルバーグの最高記録は4位の『E.T.』(4億3500万ドル)で、ルーカスにいたっては2位の『スター・ウォーズ』(4億6000万ドル)、5位の『スター・ウォーズ エピソード1』(4億3100万ドル)と続いている。

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