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2008/09/29

全米ボックスオフィスSep.26-28

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Sep.26-28 weekend】

01 Eagle Eye(-)
02 Nights in Rodanthe(-)
03 Lakeview Terrace(↓)
04 Fireproof(-)
05 Burn After Reading(↓)
06 Igor(↓)
07 Righteous Kill(↓)
08 My Best Friend's Girl(↓)
09 Miracle at St. Anna(-)
10 Tyler Perry's The Family That Preys(↓)

とうとう来るべき時がやってきた。『ダークナイト』が遂にTOP10から脱落。これでTOP10内には1億ドル突破作品が無くなった。そんな時代の推移と共にようやく見えてきたボックスオフィスのニューシーズン、頂点を制したのはスピルバーグ製作のアクション・スリラー『イーグル・アイ』でした。

市川準さんやポール・ニューマンが逝去するという悲しいニュースもあれば、スカーレット・ヨハンソン&ライアン・レイノルズが挙式するという嬉しいニュースもあり、感情面の起伏が激しかった映画界。いつものように全米ボックスオフィスをチェックしておきましょう。

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2008/09/26

『アイアンマン』

スパイダーマン、ハルク、X-MENでお馴染みのマーベル・コミック陣営から、1963年生まれの古典ヒーローが遅ればせながらスクリーン・デビュー。主人公トニー・スタークには稀代のお騒がせ俳優ロバート・ダウニーJr.が就任し、無骨なアクション&カッコ良いオヤジっぷりを存分に見せ付ける。

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2008/09/24

是枝監督がやってきた

「もしかして是枝監督ですか・・・?」

僕がそう尋ねると、その人はキラキラした目を大きく瞬かせながら、「はい!」と答えてくれた。黒地のラフな生地のジャケットに帽子をかぶり、口まわりにはトレードマークの無精ひげ。肩にはトートバックが下がっていた。

その場所、川越のシンボル「時の鐘」。

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蔵造りの町並みが江戸期の情緒を現代に伝え、人々からは“小江戸”の愛称で親しまれるこの街で、僕は偶然にもトークショー前の是枝監督に遭遇し、彼のプライベートの表情に触れてしまった。

「ぶらぶらしてるところなんです」

監督は笑いながらそう語った。そしてまた、ぶらぶらとどこかへ歩いて行ってしまった。

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2008/09/22

全米ボックスオフィスSep.19-21

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Sep.19-21 weekend】

01 Lakeview Terrace(-)
02 Burn After Reading(↓)
03 My Best Friend's Girl(-)
04 Igor(-)
05 Righteous Kill(↓)
06 Tyler Perry's The Family That Preys(↓)
07 The Women(↓)
08 Ghost Town(-)
09 The Dark Knight(↓)
10 The House Bunny(↓)

コーエン兄弟を蹴破って、あの説教俳優が1位を奪取。とはいうものの、金融危機は国民生活に大きな不安を与え、大統領選もいよいよ本格化してきたこの季節、映画界は完全なる”蚊帳の外”化してきたご様子だ。たしかにどんなに面白い映画が現れようとも、あのペイリン女史のビックリ発言には敵うはずもないわけで・・・。

週末ボックス・オフィスの結果、見ていきましょう。

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2008/09/17

『崖の上のポニョ』

渡英前のバタバタで試写を観れず、帰国後も財布の中に前売り券を眠らせたままの状態で、ひと月半。もうそろそろ混雑は解消されたろうと重い腰を上げて近所のシネコンへ向かうと、なんとだだっ広い客席に、観客は僕ひとりでした。

935828208_111そんな感じで、ちょっと贅沢な、ちょっと申し訳ないような感じで始まった、一足遅い『崖の上のポニョ』鑑賞。

皆さんはこの映画、どう思いました?

僕はというと、こんな感じでした。

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2008/09/16

全米ボックスオフィスSep.12-14

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Sep.12-14 weekend】

01 Burn After Reading(-)
02 Tyler Perry's The Family That Preys(-)
03 Righteous Kill(-)
04 The Women(-)
05 The House Bunny(↓)
06 Tropic Thunder(↓)
07 The Dark Knight(↓)
08 Bangkok Dangerous(↓)
09 Traitor(↓)
10 Death Race(↓)

ようやくボックスオフィスに活気が戻ってきた。業界全体興行収入の7週連続減退に終止符を打ってトップを飾ったのは、あのコーエン兄弟が豪華キャストを招聘して送る最新コメディ。トップ10内の上位4作に多種多様なジャンルの新作が行き渡った、とても健康的なボックス・オフィスの集計結果、それでは見ていきましょう。

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2008/09/10

『イントゥ・ザ・ワイルド』

これまでのショーン・ペン作品に顕著だった理性と狂気の狭間を幾度となく往復するような感触はあっさりと削ぎ取られている。イラク戦争に反対して新聞広告を掲載したり、イラクへ飛んで現地レポートに従事したりと、ラディカルな行動を貫いてきた彼が、この『イントゥ・ザ・ワイルド』ではまるで上空からこの慌ただしい世界を俯瞰するかのように、ゆったりとすべての生を抱きしめようとしている。

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2008/09/08

全米ボックスオフィスSep.05-07

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Sep.05-07 weekend】

01 Bangkok Dangerous(-)
02 Tropic Thunder(↓)
03 The House Bunny(↑)
04 The Dark Knight(↓)
05 Traitor(→)
06 Babylon A.D.(↓)
07 Death Race(↓)
08 Disaster Movie(↓)
09 Mamma Mia!(↓)
10 Pineapple Express(↓)

巨大ハリケーン“グスタフ”の影響か、それとも民主・共和両党による巨大党大会の煽りを受けたのか、9月に入っていよいよ深刻な事態を帯びてきたボックス・オフィス。中でもこのSep.05-07は、あの9.11テロ以来、全体の売り上げが最も低迷したタームとして歴史に刻まれる結果となりました。

そんな弱小週の1位を奪取したのはニコラス・ケイジ主演の"Bangkok Dangerous"。その売り上げは先週の6位程度のレベルにしか達していない。そんなわけで、あまり新風の感じられない状況、見ていきましょう。

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2008/09/05

『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』

28歳で『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を撮り、38歳で『ゾンビ(ドーン・オブ・ザ・デッド)』を撮り、そして68歳となったいま『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』を撮ったロメロ。

ゾンビ物でありながら、ダイアリーですよ。
ブリジット・ジョーンズかよ(笑)!

もちろん今回もゾンビは大量に出てくるが、前作『ランド・オブ・ザ・デッド』のような一連のゾンビVS人間のシリーズ物というわけではない。

むしろロメロの特有の時代批評性をかなり前面に押し出してきたような、ゾンビ映画としてはかなり閑話休題的な恰好で、僕の中ではこれを「エッセイ風ゾンビ映画」と呼んでしまいたい気持ちもある。

「youtube時代における人間の行動力学」

こんなメディア論の講義にも成り得そうなテーマを、ロメロはあっさりと、自身が数十年にわたって真向かい続けてきた「ゾンビ状況」によって提出する。

それも相変わらずのグロテスクさと、とびきりのシニカルさを用いて。

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2008/09/02

『ゴーン・ベイビー・ゴーン』

デニス・レヘイン(「ミスティック・リバー」)による探偵小説「愛しき者はすべて去り行く」の映画版『ゴーン・ベイビー・ゴーン』は、ベン・アフレックが脚本・監督という裏方に徹することで思わぬフィルムメーカーぶりを発揮した作品だ。全米公開時には「都市の暗部に鋭く切り込んだ現代ノワール」としてアカデミー賞に絡むほどの高い評価を得た。

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だが日本での知名度は今のところゼロに近い。それも当然といえば当然か。『ゴーン・ベイビー・ゴーン』の日本公開は見送られ、DVDリリースを迎えるのだから。

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2008/09/01

全米ボックスオフィスAug.26-28

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Aug.26-28 weekend】

01 Tropic Thunder(→)
02 Babylon A.D.(-)
03 The Dark Knight(↑)
04 The House Bunny(↓)
05 Traitor(-)
06 Death Race(↓)
07 Disaster Movie(-)
08 Mamma Mia!(-)
09 Pineapple Express(↓)
10 Vicky Cristina Barcelona(↑)

巨大ハリケーン「グスタフ」に備えて外出を控えているのか、街の映画館にはシラーっとした静けさが満ち満ちているようだ。期待の新作も全くの泣かず飛ばず。結局のところ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』が3週連続の1位の座を死守し、7週目にして1ランクアップさせた『ダークナイト』は、ついに累計収入5億ドルの大台に突入。そんなわけで、8月最終週の動き、詳しく見ていきましょう。

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