『トウキョウソナタ』

『CURE』『叫』で知られるホラーの名匠・黒沢清が、トウキョウの現在を舞台に、バラバラに零れ落ちていくひとつの家族の絶望と、やがて仄かに芽吹きはじめる希望とを描く。

今年のカンヌ国際映画祭では「ある視点」部門審査員賞を受賞。

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『アイアンマン』

スパイダーマン、ハルク、X-MENでお馴染みのマーベル・コミック陣営から、1963年生まれの古典ヒーローが遅ればせながらスクリーン・デビュー。主人公トニー・スタークには稀代のお騒がせ俳優ロバート・ダウニーJr.が就任し、無骨なアクション&カッコ良いオヤジっぷりを存分に見せ付ける。

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『イントゥ・ザ・ワイルド』

これまでのショーン・ペン作品に顕著だった理性と狂気の狭間を幾度となく往復するような感触はあっさりと削ぎ取られている。イラク戦争に反対して新聞広告を掲載したり、イラクへ飛んで現地レポートに従事したりと、ラディカルな行動を貫いてきた彼が、この『イントゥ・ザ・ワイルド』ではまるで上空からこの慌ただしい世界を俯瞰するかのように、ゆったりとすべての生を抱きしめようとしている。

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『落下の王国 The Fall』

はじめに断っておくと、この映画は息が止まるほどの色彩美がモザイク状に散りばめられているのと同時に、ストーリーとして恐ろしく稚拙とも思える弱点を併せ持っている。しかしそれは酷評といったものでは到底なく、むしろ後から振り返ったときにこの「稚拙さ」こそが魅力として光り輝くという、映画としては実に奇妙で不均衡なつくりを獲得している。

はたして『ザ・セル』で観客を驚愕させたターセムの最新作『落下の王国 The Fall』とは一体どのような作品なのだろうか。

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『ウォンテッド』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『WANTED ウォンテッド』です。

『ポチョムキン』以来!?映画大国ロシアの逆襲

『ナイトウォッチ』で祖国の興収記録を塗り替えたロシアのベクマンベトフ監督が、今度はハリウッドで、人気グラフィック・ノベルの映画化に挑む。主役に抜擢されたのは『つぐない』など文芸イメージの強いJ.マカヴォイ。彼の演じるうだつの上がらないサラリーマンが暗殺組織にスキルを叩き込まれ、やがて度肝を抜く瞬発力を発揮しはじめるのだが、この豹変ぶりがもうゾクゾクするほど魅力的。彼の指導係にアンジー、秘密組織の重鎮にモーガン・フリーマンと適材適所の存在感が光る中、時間の緩急を自在に操るカット割でもロシア仕込みのイコン画的(?)発想を見せ付ける。これぞまさに滞ったハリウッドの脳細胞にハイキック食らわす新感覚アクションの誕生だ。

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WANTED ウォンテッド
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:ジェームズ・マカヴォイ、アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン
テレンス・スタンプ、トーマス・クレッチマン、コモン
(2008年/アメリカ)東宝東和
9月20日(土)全国ロードショー
9月13日、14日、15日、先行上映決定

左側の原作グラフィック・ノベルをパラパラ読んでみたところ、実は人間離れしたキャラ(怪人)なんかもワンサカ登場しているんですね。だが映画版に関しては、あくまで生身の人間の物語として収まっています。

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