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2009/01/12

全米ボックスオフィスJan.09-11

アカデミー賞の前哨戦「ゴールデングローブ賞」は、ドラマ部門に『スラムドッグ$ミリオネア』を、ミュージカル・コメディ部門に『それでも恋するバルセロナ』をそれぞれ作品賞として選出して幕を閉じた。結局、大注目の『スラムドッグ~』は作品、監督、脚本、作曲賞の4冠。故ヒース・レジャーは『ダークナイト』で助演男優賞を、ケイト・ウィンスレットは『レボリューショナリー・ロード』(主演女優賞)と『愛を読む人』(助演女優賞)で2冠を手にした。

・・・こんな華やかな場を前にすると影が薄くなりがちなボックスオフィス。

新作三昧のこちらでは、悪天候にもかかわらず、あの大御所の最新作が頂点を制した模様です。

p>先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Jan.09-11 weekend】

01 Gran Torino(-) 
02 Bride Wars(-)
03 The Unborn(-)
04 Marley & Me(↓)
05 The Curious Case of Benjamin Button(↓)
06 Bedtime Stories(↓)
07 Valkyrie(↓)
08 Yes Man(↓)
09 Not Easily Broken(-)
10 Seven Pounds(↓)

●いよいよ拡大公開を迎えたクリント・イーストウッド監督・主演作『グラン・トリノ』が1位を奪い、大御所の貫禄をうかがわせた。週末3日間の興収は2,900万ドル。これはイーストウッド作品として『スペース・カウボーイ』の1,800万ドルを抜く成績だ。昨年末の限定公開を含めると『グラン・トリノ』の現在までの累計は4,010万ドル。ゴールデングローブでは他作品においしいところを全部持って行かれただけに、こちらのリベンジマッチでは確かな手応えを残した。

●2位にはアン・ハサウェイ、ケイト・ハドソン主演のコメディ"Bride Wars"。興収は2150万ドル。そのたった40万ドル差で3位に"The Unborn"がエントリー。こちらは、あら、こんなところに、という具合にゲイリー・オールドマンが出演しているのが嬉しいホラー。

●好調なクリスマス公開組はどうか。『マーリー』は累計収入1億2,370万ドル。ゴールデングローブは無冠に終わった『ベンジャミン・バトン』は累計9,430万ドルと1億ドルにリーチを掛けた(ただし本作は製作費だけで1億5,000万ドルかかっているらしい)。『ベッドタイム・ストーリー』も累計9,718万ドルで1億ドル突入間近。トム・クルーズ主演の『ワルキューレ』だけが7,151万ドルと出遅れている。

●ゴールデングローブでドラマ部門の作品賞に輝き今最も波に乗っている『スラムドッグ$ミリオネア』は、いまだ600館での公開ながらランキングでは11位。今回の受賞結果により更なる拡大公開と興行収入のアップが見込まれる。公式サイトを開くとボリウッド・テイスト満載のサウンドトラックが華麗に鳴り響く。ダニー・ボイル流映像マジックの入り乱れた予告編とセットで摂取するとかなり気分が高揚するので、ご注意を。

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映画と共に大評判となっているサウンドトラック。「ボリウッドのジョン・ウィリアムズ」こと作曲家A・R・ラーマンのゴールデングローブ受賞でますます注目が高まりそうです。なお予告編で使用されているシガーロスの"Hoppipolla"など収録されていない曲もあるようです。

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