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2009/02/16

全米ボックスオフィスFeb.13-Feb.15

不吉な13日の金曜日、そして翌日はバレンタイン・デー。
このホラーとラブの板挟みのごときタイミングに導かれ、
あのシリーズ最新作が一気に火を噴いた。
そのほか2つの新作が入り乱れる週末ボックスオフィス、
あるいは、観客と映画のランデブー。
はたしてそこに愛は生まれたのか?

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Feb.13-Feb.15 weekend】

01 Friday the 13th(-) 
02 He's Just Not That Into You (↓)
03 Taken(↓)
04 Confessions of a Shopaholic(-)
05 Caralone(↓)
06 Paul Blart:Mall Cop(↓)
07 The International(-)
08 The Pink Panther 2(↓)
09 Slumdog Millionaire(↓)
10 Push(↓)

●なな、なんと、先週の13日の金曜日から全世界で同時公開された『13日の金曜日』がNo.1を奪取。シリーズ誕生30周年記念作としての役目を十二分に果たすどころか、初日3日間のチケット売り上げ4,220万ドルは『The Juon』を抜いてホラー映画としての最高オープニング記録を樹立。製作費も1,900万ドルほどしかかかっていないらしく、これはもうジェイソン自身もマスクの奥でニヤニヤ笑いが止まらないはずだ。

●ハロウィン、13日の金曜日はホラー映画で盛り上がるという神話がいまだに有効な国、アメリカ。1月中旬に公開された『ブラッディー・バレンタイン3D』もこれほどヒットしなかったことを考えると、季節限定モノの投下時期がいかに大切かを思い知らされます。来週の数字の落ち方にも注目したい。

●ハリウッド俳優が入り乱れたロマンティック・コメディ群像劇"He's Just Not That Into You"は2週目の週末に1,960万ドルを計上し、累計興収を5,500万ドルに伸ばした。

●根強い人気を誇る"Taken"は数字がほとんど落ちていない。3週目の週末興収は1,900万ドルほどで、早くも累計を7,800万ドルほどにまで伸ばした。

●4位に初登場したのはアイラ・フィッシャー主演のコメディ"Confessions of a Shopaholic"。買い物中毒で危機的状況に追い込まれた主人公が、夢のファッション誌、ならぬ経済誌で思わぬ才能を発揮する。週末3日間の売り上げは1,540万ドル。

●"Paul Blart:Mall Cop"は先週末よりも少しだけ売り上げを上昇させるという神ワザを発揮し、ついに1億ドルを突破(1億1,050万ドル)。ボックスオフィスが保証する無難なコメディでバレンタインを過ごそうとしたカップルが多かったんだろうか?

●クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ主演のサスペンス"The International"は興収1,000万ドルと冴えない数字にとどまった。これは『ラン・ローラ・ラン』『パフューム』で知られるドイツ人監督トム・ティクヴァによる最新作で、邦題を『ザ・バンク/墜ちた巨像』として4月4日の日本公開が決定している。先週試写してきましたが、それほど世界観は広くないものの、トム・ティクヴァらしい凝った映像が細部に光り、アメリカ的なサスペンス・アクションとは異なった緊迫作に仕上がっています。

●クリント・イーストウッド最大のヒット作となった『グラン・トリノ』は、累計を1億2,890万ドルほどに伸ばして、遂にトップ10より降格。

●いよいよアカデミー賞授賞式まで1週間を切った『スラムドッグ$ミリオネア』(14週目)は、この時期になって9位へ減退。現在までの累計は8,655万ドルほど。オスカー効果で今週末は再び火が付くか?

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