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2009/02/23

全米ボックスオフィスFeb.20-Feb.22

さあ、いよいよあと数時間でオスカー授賞式が開幕。
その直前まで繰り広げられていた興業成績バトルも
オスカー効果で候補作品が軒並み元気。
それでも質さえ高けりゃ1位が獲れるってもんじゃあないのが
ボックスオフィスの奥深さであり、面白さでもある。
はたして今週のトップを制したのは・・・?

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Feb.20-Feb.22 weekend】

01 Tyler Perry's Madea Goes To Jail(-) 
02 Taken(↑)
03 Coraline(↑)
04 He's Just Not That Into You(↓)
05 Slumdog Millionaire(↑)
06 Friday the 13th(↓)
07 Conffesions of  a Shopaholic(↓)
08 Paul Blart: Malll Cop(↓)
09 Fired Up(-)
10 The International(↓)

●日本では知名度ゼロだが、アフリカン・アメリカンから絶大なる支持を集めるタイラー・ペリーの監督・主演作"Madea Goes To Jail"がオープニング3日間で4110万ドルという高額興収を稼ぎだし、週末ボックスオフィスのNO1を奪取。彼の作品ではお馴染みとなったおばあちゃんキャラが縦横無尽に暴れ回る。2005年に公開された"Diary of a Mad Black Woman "以来、彼の手がける作品はヒットを連発してきた。メディア戦略が功を奏したわけでも、作品がアメリカ中で大絶賛されているわけでもない。これぞ黒人コミュニティの底力なのだ。

●2位の"Taken"、その人気は根強い。さすがに先週末よりも興業収入は半減したが、それでも1,100万ドルの稼ぎ。累計では9,500万ドルにまで達し、いよいよ1億ドルにリーチをかけた。

●ハリウッド俳優が入り乱れたロマ・コメ群像劇"He's Just Not That Into You"は3週目の週末に854万ドルを計上し、累計興収を7,000万ドルに伸ばした。

●アカデミー賞の開幕まであと僅か。オスカーの大本命との呼び声が高い『スラムドッグ$ミリオネア』(15週目)は、先週よりも上映館数を600ほど上乗せして、興行収入10パーセント・アップ。一気に5位へ再浮上した。これまでの累計は9800万ドルとなり、これでオスカー受賞して一気に1億ドル越えを果たすかどうかが見どころだ。

●先週1位の『13日の金曜日』は案の定のガタ落ちで6位。週末3日間の稼ぎは780万ドルほどだが、製作費2,000万ドルに対してこれまでの累計は既に5,500万ドルにまで達している。まさかこの作品が映画業界の勝ち組として生き残るなんて。さすがジェイソンはタフだ。

●その他のオスカー候補作を見てみると、『愛を読む人』が14位(累計2,300万ドル)、『ベンジャミン・バトン』が18位(累計1億2,400万ドル)、『ミルク』が19位(累計2,800万ドル)、『フロスト×ニクソン』が22位(累計1,740万ドル)。『ベンジャミン~』が25パーセントほど興行収入を下落させたのに対して、他の3作は逆に25~30パーセントほど急上昇させている。

●さあ、いよいよアカデミー賞(R)が始まります!あなたの予想はお済みですか?個人的にはひとつの山場として「脚色賞」に注目しています。『スラムドッグ』のサイモン・ビューフォイVS『フロスト×ニクソン』のピーター・モーガンというイギリス勢同士の非常にもったいない闘い。どちらも相当な秀作なだけに、オスカーの行方が気になります。

●それでは皆様、見当を祈る!

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