全米ボックスオフィスMar.13-15
超話題作だったヒーロー・ミステリーが早くも首位より陥落。やはりダークな作品というものは、観客側にそれなりの精神的な余裕があってこそ賞賛をもって受け取れるものなのか・・・。となると身体を張ったエンターテイナーの登場です。今週、アメリカ国民が選出したボックスオフィスNO.1作品は、あの男の主演するSFアドベンチャーでした。
先週までの復習は各自こちらで行ってください。
【Mar.13-15 weekend】
01 Race to Witch Mountain(-)
02 Watchmen(↓)
03 The Last House on the Left(-)
04 Taken(↓)
05 Tyler Perry's Madea Goes to Jail(↓)
06 Slumdog Millionaire(↓)
07 Paul Blart: Mall Cop(↓)
08 He's Just Not That Into You(↓)
09 Coraline(↓)
10 Miss March(-)
●首位に輝いたのは、「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソン主演のファミリー向けSFアドベンチャー"Race to Witch Mountain "。不思議なパワーを持つ姉弟を乗せたタクシー運転手が、やがて彼らを守りながら地球の命運を賭けた大冒険へと巻き込まれていく。オープニング3日間の興収は2,500万ドル。過去のロック主演作と比較すると、『ハムナプトラ2』が6,800万ドル、『スコーピオン・キング』が3,600万ドル、"The Game Plan"が2,300万ドルという具合になっている。
●先週の王者『ウォッチメン』は2位へ後退。興収も先週より67パーセント落ちの1,800万ドルと、ごくありきたりなレベルへと落ち着いてきています。現在までの累計は8,600万ドル。来週の今頃には1億ドル突破なるか?(製作費は1億2,500万ドルとも、1億5,000万ドルとも言われている。これは『ベンジャミン・バトン』と同じレベル)
●3位にはホラー映画"The Last House on the Left"がランクイン。1,466万ドルという地味目なデビュー。湖のほとりで脱獄犯らに襲われた娘の敵を討つべく、両親が壮絶な復讐劇を企てる。オリジナルは1972年のウェス・クレイヴン監督作『鮮血の美学』。
●日本では4月18日より全国公開となる『スラムドッグ・ミリオネア』は、さすがに18週目となるとジワジワとランキングを落とし、6位へ。500万ドルほどを計上し、現在までの累計は1億3,200万ドル。
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