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2009/06/24

『バーダー・マインホフ/理想の果てに』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、とてもお手軽な文系スポーツ。というわけで、今回のお題は『バーダー・マインホフ/理想の果てに』です。

世界が共有する「68年」、ドイツはこんな事態になっていた
怒髪天を衝くとはこのことだ。60年代後半、学生たちの怒りは激しさを増すばかり。国家権力の暴走に危機感を抱いた女性ジャーナリストのマインホフは、不思議な魅力を持つ活動家バーダーと「バーダー・マインホフ」グループを結成する。だが自由を希求したはずの闘争はいつしか爆破、脅迫、暗殺にまみれ、出口の見えない混沌に向かっていく・・・。アクション映画かと見紛うほどの爆破に次ぐ爆破。もうどれほど凄まじい状況だったのか呆然とさせられる。そのリアルな空気を知る作り手が、叙情性を廃し、ありのままを現代に伝えようとする姿勢が潔い。観客も一緒になって飲み込まれる2時間半の激流。半端な気持ちで臨むと吹き飛ばされるので、覚悟せよ!

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バーダー・マインホフ/理想の果てに
監督:ウリ・エデル
出演:マルティナ・ゲデック、モーリッツ・ブライプトロイ、ヨハンナ・ヴォカレク、
ナディア・ウール、ヤン・ヨゼフ・リーファース、シュティペ・エルセク

(2008年/ドイツ)ムービーアイ
今夏、シネマライズほか全国ロードショー

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