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2009/07/31

『G.I.ジョー』

今夏最大のアクション・エンタテインメントとして注目が集まる『G.I.ジョー』。そのサブタイトルに"The Rise of Cobra"とあるように、彼らは第一作目ながらすでに続編への意欲で満ちている。その自信と気合のほどは、映像革新において一線を越えてしまったスタンスにおいても明らかである。

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2009/07/29

製作費7500円のゾンビ映画

カンヌ映画祭で話題をさらった製作費たった£45(7500円)のゾンビ映画をご存じだろうか?30歳の英国人男性が安価なビデオカメラを駆使して撮り上げたこの作品は、その後あっという間に話題となり、とうとう全英公開される事態にまで発展してしまった。映画の内容はゾンビだけれど、実際起こっていることはまさにシンデレラ・ストーリー。こんなことって本当にあるんですね。

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2009/07/28

スパイク・リーというアティチュード

スパイク・リーについて海外メディアが報じる頻度が増えている。その際かならず取り上げられる映画は最新作『セントアンナの奇跡』ではなく、彼の代表作『ドゥ・ザ・ライト・シング』だ。この伝説とも言える映画は今夏、公開20周年目を迎える。

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2009/07/27

全米ボックスオフィスJul.24-26

ハリー・ポッターの魔法は1週間でかき消え、全米ボックスオフィスには新たな王者が誕生。といっても彼らは人間ではなく・・・。とにかく新作が続々と公開を迎えた週末興行ランキング、今週もチェック!

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ハッカー攻撃された映画祭

7月24日より開催中のオーストラリア最大の映画祭「メルボルン国際映画祭」がハッカー攻撃にさらされたとCNNが報じています。

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2009/07/26

アートフィルムの再生?

 英国映画と言えば、貧困や社会問題をリアリスティックに描いたドラマ、歴史コスチューム・プレイ、ロマンティック・コメディなどがお家芸。アートフィルムはずっと縁遠い存在とされてきた。

 この国で最後にアートフィルムが勃興を見せたのは80年代の終りから90年代はじめ。デレク・ジャーマン、ピーター・グリーンナウェイ、サリー・ポッター、テレンス・デイヴィスらが一気に新時代を築き上げたころと言われている。あれから20年、どうやらこの国でふたたびアートフィルムが息を吹き返してきたようだ。

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2009/07/25

『セントアンナの奇跡』

セントアンナの奇跡』は良くも悪くも作り手が非常に混乱した映画である。アメリカ公開時の反応や興行的な失敗を見ても、名匠スパイク・リーの溢れんばかりの想いが観客の心を掴みそこねてしまった感は否めない。

しかしながら、そうやって無下に突き放してしまうのはあまりに惜しい。なにしろスパイク・リーはこの映画でブラックカルチャーや地元ニューヨークに軸足を置きながらも、そこからもっと広い世界を見つめようと自身にグッと負荷をかけ、前のめりに踏み出しているようにも思えるからだ。

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2009/07/22

ソダーバーグ発言録

先日、「ソダーバーグの憂鬱」という記事をアップした直後、そういえば昨年スティーブン・ソダーバーグが来日したときの記者会見音源が残っていたな・・・と思い出し、もう一度聞き返してみることにしました。その中から、とくに興味深い発言の数々をここにクリップ。ちなみにこの日の会見は大学のホールを使用して行われた関係で、学生さんも参加してのものでした。読んでいただければわかりますが、学生さんの質問のほうがソダーバーグのパーソナリティを的確に引き出していて、実に刺激的です。

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2009/07/20

全米ボックスオフィスJul.17-19

15日に封切られた『ハリー・ポッター』最新作が予想通りボックスオフィスで火を噴いた。となると、今夏の興収記録をめぐる魔法VSロボットの激戦は必至。はたしてその結果は?

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経営陣も震える凄腕ブロガー

ハリウッドのことなら何でもござれ。業界を震撼させる凄腕ブロガー、ニッキ・フィンケさんについてニューヨーク・タイムズが取り上げていました。

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2009/07/18

ハリウッドで最も稼いだ男

ハリウッドで最も稼いでいる人物は誰か?その答えは、誰もがよく知るあの男でした。

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UK映画産業の増収

不景気にもかかわらず安定した増収が続く英国の映画産業。その好調の理由とは?そして今後の問題点は?

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2009/07/16

ソダーバーグの憂鬱

英国ガーディアン紙のウェブサイトで、映画監督のスティーブン・ソダーバーグがビックリするような弱音を口にしている。原因は『チェ』の興行的失敗?それともブラピとのコラボ作"Moneyball"の頓挫?

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2009/07/15

『色即ぜねれいしょん』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、お手軽な文系スポーツ。今回のお題は『色即ぜねれいしょん』です。

世界のど真ん中でラブ&ピースを叫ぶ
「ほうねん!ほうねん!(*)」そんな奇妙なコールで仏教系中学の青春が幕を開ける。主人公は仏像とディランを愛する文化系男子。妄想たくましく、夏はフリーセックスを夢見てユース・ホステルを旅し、ほどほどに恋もし、周りの怪しい大人たちに感化され少しずつ成長を遂げていく・・・。みうらじゅん&田口トモロヲの『アイデン&ティティ』コンビは、またしても愛すべき仲間たちと共に泥くさ~い青春群像を提示。が、そのがむしゃらさも突き抜けると思いがけない爽やかさに変わる。そして青年は何かをつかみ取り、目の色を変えて謡うのだ。この魂の叫びのような歌声に、世界の片隅で自分の居場所を見出せた彼の産声を聞いた。胸にぐっと来る快作だ。

*ほうねん=法然

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色即ぜねれいしょん
監督:田口トモロヲ
出演:渡辺大和、峯田和伸、岸田繁、堀ちえみ、りりー・フランキー
臼田あさ美、石橋杏奈、森岡龍、森田直幸
(2009年/日本)スタイル・ジャム

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若年層のための、ブルーノ

イギリス、アメリカにて初登場1位を獲得している『Bruno』。英国コメディ界きっての問題児サシャ・バロン・コーエンがオーストリア出身のファッションレポーター(ゲイ)に扮し、とにかくオゲレツ、迷惑千万きわまりない事態を巻き起こしていくその内容もさることながら、この「なりふり構わず」な姿勢は遂に映画の興行面にまで現れてきた模様です。

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2009/07/13

全米ボックスオフィスJul.10-12

トランスフォーマーVSアイスエイジの激戦がひと区切りつき、今週半ばのハリー・ポッター登場に向けてしばし落ち着くかに見えた全米ボックス・オフィス。しかしこの間髪を逃さず、あの奇抜、大胆、オゲレツ、卑劣、つまりは史上最低のお騒がせ男が再び全米に殴り込みをかけてきた。はたして2度目のアメリカ文化侵略は成功したのか?

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宮崎駿氏が米コンベンションへ

日本が世界に誇るアニメーション作家・宮崎駿氏が、『崖の上のポニョ』の全米公開を前に渡米を予定している模様です。あまり人前に出たがらないことでも有名な宮崎氏ですが、今回は大規模なコンベンションでの登場も予定しているとか。

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2009/07/08

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

2001年より続いてきた映画版もいよいよ第6作目に突入。今後、2010年の冬に『ハリー・ポッターと死の秘宝(前編)』が、そして翌年の夏には後編が公開され、これでシリーズはすっかり完結する。その意味でも最新作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』はこれから3作分の序章となる内容となっており、まさにキャッチコピーにもあるように「クライマックスはここから始まる!」わけである。

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結成40年、パイソンズが舞台へ

今年は英国で伝説的コメディ・シリーズ"Monty Python"s Frying Circus"がオンエアされてから40周年。世界中が“激動の時代”を迎えていた60年代後半、彼らモンティ・パイソンも少なからずその“激動”の一端をカルチャー・アイコンとして牽引してきたわけですが、その内容はDVDで見直してもいまだに革命的なほどシュールだし、タブーに触れることを畏れないそのクリエイター精神には現代のあらゆるカルチャーが束になっても敵わない強靱さを感じます。そんな彼らが今年、舞台へ挑む、とのニュースが飛び込んできました。

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2009/07/07

『湖のほとりで』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、お手軽な文系スポーツ。今回のお題は『湖のほとりで』です。

この刑事、ある意味、ハードボイルド
イタリアから不思議な感触の映画が届いた。田舎町にある湖のほとりで、美しい女性の遺体が発見される。自殺か、他殺か。都会からやってきたベテラン刑事が捜査の指揮をとり、住民たちの心の内側が徐々に明らかにされていくのだが・・・と、ここまではありがちなパターン。本作の面白さは、やがて映画の本筋が事件捜査よりも刑事自身を含むあらゆる登場人物たちの「親と子」の関係性へと集約されていくところにある。あれ?事件はどうなっちゃったの?とか言うのはよそう。刑事が追うのは世代間に埋もれた愛情の行方。ある意味、さまざまな「愛のかたち」こそ、彼の捜査領域なのだ。イタリア国内では徐々に観客が増え、大ヒットに達したとか。やさしく心に残る映画だ。

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湖のほとりで
監督:アンドレア・モライヨーリ
出演:トニ・セルヴィッロ、ヴァレリア・ゴリーノ、オメロ・アントヌッティ、
ファブリツィオ・ジフーニ、ネッロ・マーシャ、マルコ・バリアーニ
(2007年/イタリア)アルシネテラン

イタリア映画といえば、『ニュー・シネマ・パラダイス』?それとも『ライフ・イズ・ビューティフル』?『湖のほとりで』はその2作を上回るイタリア・アカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)10部門を独占する快挙を達成したのだとか。
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ポッター出演者、白リボンでプレミアへ

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のワールド・プレミアが現地時間の火曜日、ロンドンのラスタースクエアにある劇場で開催される。もちろんダニエル・ラドクリフをはじめとする出演者たちが勢揃いするが、今回はキャスト&スタッフが手首に白いリボンを巻いての参加になるようだ。

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2009/07/06

『サンシャイン・クリーニング』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、お手軽な文系スポーツ。今回のお題は『サンシャイン・クリーニング』です。

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ロン、豚インフルから復活

『ハリー・ポッター』シリーズのロン・ウィーズリー役でおなじみの芸達者ルパート・グリントが軽度のスワイン・フルから回復したと広報担当者が明らかにした。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/8134632.stm

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スラムドッグ少年のお引っ越し

『スラムドッグ・ミリオネア』のキャストのひとりアザルディン・モハメド・イスマイル君一家の住むスラム街の住居が当局によって強制撤去されてしまったことは既にたくさんのメディアで報じられてきたが、その後、当局や監督・プロデューサーらが批判の矢面に立たされるなど紆余曲折を経た結果、ようやく彼の新居が決定した模様。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/8134502.stm

http://hosted.ap.org/dynamic/stories/A/AS_INDIA_SLUMDOG?SITE=AP&SECTION=HOME&TEMPLATE=DEFAULT&CTIME=2009-07-05-09-16-36

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全米ボックスオフィスJul.03-05【確定】

7月4日の独立記念日を挟んだ週末、ボックスオフィスも色とりどりの話題作がひしめき合い、活況を呈した模様です。とりわけ人気アニメ最新作やお馴染みのVFX超大作に話題が集中する中で、はたしてあの名匠が描く“いぶし銀”のギャングムービーはどのように受け止められたのか?

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2009/07/04

縞模様のパジャマの少年

この映画を観てしばらくして、アウシュビッツに行こうと決心しました。「収容所」というシチュエーションはこれまでにも何百(何千?)と描かれてきたけれど、これはまた別の角度から光を照射し、我々がかつて人間であったことを痛いほど思い知らせてくれる作品です。

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