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2009/07/07

『湖のほとりで』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、お手軽な文系スポーツ。今回のお題は『湖のほとりで』です。

この刑事、ある意味、ハードボイルド
イタリアから不思議な感触の映画が届いた。田舎町にある湖のほとりで、美しい女性の遺体が発見される。自殺か、他殺か。都会からやってきたベテラン刑事が捜査の指揮をとり、住民たちの心の内側が徐々に明らかにされていくのだが・・・と、ここまではありがちなパターン。本作の面白さは、やがて映画の本筋が事件捜査よりも刑事自身を含むあらゆる登場人物たちの「親と子」の関係性へと集約されていくところにある。あれ?事件はどうなっちゃったの?とか言うのはよそう。刑事が追うのは世代間に埋もれた愛情の行方。ある意味、さまざまな「愛のかたち」こそ、彼の捜査領域なのだ。イタリア国内では徐々に観客が増え、大ヒットに達したとか。やさしく心に残る映画だ。

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湖のほとりで
監督:アンドレア・モライヨーリ
出演:トニ・セルヴィッロ、ヴァレリア・ゴリーノ、オメロ・アントヌッティ、
ファブリツィオ・ジフーニ、ネッロ・マーシャ、マルコ・バリアーニ
(2007年/イタリア)アルシネテラン

イタリア映画といえば、『ニュー・シネマ・パラダイス』?それとも『ライフ・イズ・ビューティフル』?『湖のほとりで』はその2作を上回るイタリア・アカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)10部門を独占する快挙を達成したのだとか。
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