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2009/09/12

『しんぼる』

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、お手軽な文系スポーツ。今回のお題は『しんぼる』です。

神の目線で語られるナショナル・ジオグラフィック
メキシコの荒野に立つ一軒の民家。いつもと変わらぬ朝の風景。しかし覆面レスラーを生業とする父は、自分よりも一回りも若い相手とのデスマッチを前に気重そうに宙を見つめる
。ところ変わって、見渡す限り真っ白な部屋。ここにひとり閉じ込められた男(松本人志)は、なんとか脱出を試みようと試行錯誤を繰り返していた…。洋画的な質感のメキシコパートとTVコントのような室内パートが交互に展開する本作。『大日本人』を一昨年のベストに挙げた僕だが、今回はもうダメかと思った。けれど最後の最後に事件が起きた。この圧倒的な幕切れに僕は本気で泣いたのだ。グローバルかつ形而上学的な想像力のビッグバン。これはもはや映画を超えた映像詩の域だ。

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