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2009/10/21

『エイト・タイムズ・アップ』TIFF

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、お手軽な文系スポーツ。今回のお題はTIFF(東京国際映画祭)のコンペ作『エイト・タイムズ・アップ』です。

フランス映画といえば小難しい人生哲学やウィットに富んだ会話などを楽しむものだと決めつけている僕みたいな人間にとって、この映画は目からウロコだ。主人公はバツイチの女性エルザ。家賃が払えず大家に追い出されそうになりながらも、面接試験に落ちまくりでなかなか就職できない。いつしか自信すらも失いかけていた矢先、同じ悩みを抱えた中年男性と出逢う…。この男ときたら、ギョロ目で挙動不審で頭も丸く禿げあがっているが、それでもエルザは次第に心の安らぎを感じ、七転び八起きで一歩前進したところには必ず彼が現れる。これは神様のご褒美?それとも運命なのか?葛藤つづきの人生。しかしそこに吹きそよぐ風、注ぎ込む光の感触がとても心地よい。

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主演女優のジュリー・ガイエは『ぼくの大切なともだち』『メトロで恋して』『NOVO』などに出演。飄々と相手役を演じたドゥニ・ポタリデスは『サガン‐悲しみよ こんにちは- 』や『レセ・パセ 自由への通行許可証』で存在感を残しています。

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