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2009/10/17

『永遠の天』TIFF

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、お手軽な文系スポーツ。今回のお題はTIFF(東京国際映画祭)のコンペ作品『永遠の天』です。

冒頭、レスリー・チャンの歌声が流れ、涙腺が緩んだ。これは秀作なのかも!とポジティブに捉えた瞬間、事件は起きた。あまりにも惨い。しかも幼い娘の目の前で…。本作は90年初頭から北京オリンピックまで、不幸な境遇に育った男女が、遠距離、SARS、家庭内不和、***(ネタばれ)に翻弄されながらも無垢な愛を紡ぐ物語だ。各種イベントがあまりにてんこ盛りで、何度か匙を投げそうになったが、いったんインジケーターの針が振り切れると逆にスクリーンへ釘付けに。それもこれも主演級の若手たちが健気に役を演じきっているせいだろう。20年もの時間旅行が終わるとき、達成感の溜息とともに、自分が2つ3つ老け込んだ気分になった。

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