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2009/12/14

インビクタス 負けざる者たち

300文字レビュー」とは、映画への想いをたった300文字に凝縮させる、お手軽な文系スポーツ。今回のお題は『インビクタス 負けざる者たち』です。

アウトサイダーが本流となり、そして歴史は大きく動いていく。
‘95年、ラグビーWC南ア大会の裏側で、マンデラ大統領と弱小代表チームの主将が「黒人と白人をひとつにまとめたい」と奮闘する姿を描く。もともとフリーマンの持ち込み企画ではあるものの、さすがイーストウッドの手を介すと“ふたりのアウトサイダーの友情”って持ち味がダイナミックに息づきだす。主演のフリーマンがシンプルな演技で神々しいまでのオーラを導きだせば、デイモンはダンプカー級の体格で思慮深い表情を披露。さらに代表チーム、大統領警護班、主将の家族といった“人種のせめぎあい”がそれぞれに融和の時を迎え、決勝のスタジアムへ雪崩れ込んでいく様は圧巻だ。とにかくあの大歓声の渦に飛び込み、人間の秘めたる可能性をとことん感じてほしい。

インビクタス…ラテン語でinvincible(無敵の)という意味。27年の監獄生活に耐えたマンデラが心のよりどころにしていた詩のタイトルでもある。

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インビクタス 負けざる者たち
監督:クリント・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン
(2009年/アメリカ)ワーナー・ブラザーズ映画
2010年2月5日(金)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

*イーストウッド関連作では、このほか、『グラン・トリノ』、『チェンジリング』『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』『ミリオンダラー・ベイビー』などのレビューがあります。合わせてご覧ください。

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