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2010/04/05

全米ボックスオフィスApr.02-04

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Apr.02-04 weekend 推計】

01 Clash of the Titans (-)
02 Tyler Perry's Why Did I Get Married Too? (-)

03 How to Train Your Dragon (↓)
04 The Last Song (-) 
05 Alice in Wonderland (↓)
06 Hot Tub Time Machine (↓)
07 The Bounty Hunter (↓)
08 Diary of a Wimpy Kid (↓)
09 She's Out of My League (↓)
10 Shutter Island (↓)

Photo_2   
■混戦模様の週末ボックスオフィス。まずは2D版を急遽3D版へと変換しジェームズ・キャメロンらから暗に揶揄されているワーナーの大作『タイタンの戦い』が1位を獲得。
本作の封切は木曜20時~(米での新作封切は通常、金曜日)だったのだが、この日は初週興業を展開中のヒックとドラゴン』や未だ勢力を保っている『アリス・イン・ワンダーランド』などとの関係上、数に限りのある3D対応スクリーンを自由に使用することがままならず、ほぼ全国的に2D版での上映となった。そして金曜からの一般興業では「3777上映館の約半分にて、少なくとも1スクリーンは3D仕様」というやや窮屈な感じでの再スタートを切ることに。それでも大人たちはやはり3Dアニメよりも3Dアクションに強烈に惹かれたらしく、週末の興収は推計6140万ドル(木曜の20時~24時までの興収はこれに含まれない)。製作費のまだ半分にしか満たないが、十分インパクトのある数字と言えよう。

■2位には米国のアフリカン・アメリカン層に絶大なる人気を誇るタイラー・ペリー監督がジャネット・ジャクソンを主演に招聘して送る"Tyler Perry's Why Did I Get Married Too? " ここ最近は手掛けた作品が常に1位を獲得する常勝監督として知られていたが、さすがに黒人コミュニティの結束力も3Dには勝てず。ただし推計興収の3000万ドルはいつもの彼の作品と同程度の額。かなりの固定ファン層がいつもと変わらぬ足取りで劇場へ足を運んだことになる。ただし、3位の『ヒックとドラゴン』の興収も2920万ドルとかなり接近していることから確定後の順位変動もありうる。

Madea_2 
▲今回の作品とは違うが、タイラー・ペリーは“マディア”というお婆さん役(画像)で主演するコメディ・シリーズでも人気。親による虐待や、ホームレスとして街を彷徨い歩くなど、かなりのタフな人生を歩んできたタイラーだけに、その分、マイノリティや弱者の視点にも立ち、温かい物語を紡ぐ。最近ではオプラ・ウィンフリーと共に製作を手掛けた『プレシャス』(リー・ダニエルズ監督作)で脚光を浴びた。

■『ヒックとドラゴン』は10日間の累計を9200万ドルとした。先週末の成績を受けての落胆からドリームワークス・アニメーションの株価が8%下落するなどのニュースもあったが、それでも興収面では先週からの下げ率が33%と、かなり踏ん張りを見せている(通常は50%ほど下落するものなのだ)。製作費は1億6500万ドルなので、反省点も踏まえた海外の伸びにも期待したい。対して水曜日より封切られたマイリー・サイラス主演"The Last Song"は推計1620万ドルを売り上げ、5日間の累計では2560万ドル。製作費2000万ドルを早々と超えてきた。『きみに読む物語』や"Dear John"で知られるニコラス・スパークスが原作&脚本を担当している。

■5週目の『アリス・イン・ワンダーランド』はついに興収3億ドル越え達成。『バウンティー・ハンター』も国内興収分だけで製作費をカバーし、累計5000万ドルほどにまで到達している。

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