中国にて興収記録樹立
AP通信情報。中国で7月22日に封切られた「唐山大地震(英題:Aftershock)」の勢いが止まらない。すでに「建国大業(英題:The Founding of a Republic)」が持つ国産映画の興収記録(ドルに換算して)6200万ドルを抜き去り、7900万ドルにまで到達している。
本作は1976年に河北省唐山市で発生し24万人もの生命を奪った直下型地震を題材に、幸せな家族を襲った突然の悲劇と、そのとき生き分かれた母と娘の32年ぶりの再会、その後の交流を感動的なタッチで描き、中国の劇場は号泣の涙で溢れているとか。
監督はフォン・シャオガン。そう、中国における「日本ブーム」の火付け役とも言うべき国産映画『狙った恋の落とし方。』(北海道がロケ地に使われている)を手掛けた人でもある。
製作費は中国映画としては巨額の2000万ドル。その半分を唐山市が捻出しているという。特殊効果のエキスパートを韓国から招聘したり、『ロード・オブ・ザ・リング』でおなじみ、ニュージーランドのウェタ・ワークショップの協力を仰いだり、ポス・プロをフランスのテクニカラーが担当したりと国際的な技術協力もふんだんに盛り込まれている。
ちなみに、中国での歴代興行収入NO.1は『アバター』の2億400万ドル。果たして「唐山大地震」はこれを追い抜けるか?
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