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2010/08/16

全米興行成績Aug.13-15

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Aug.13-15 weekend 推計

01 The Expendables (-) $35.0M
02 Eat Pray Love (-) $23.7M
03 The Other Guys (↓) $18M
04 Inception (↓)$11.4M
05 Scot Pilgrim vs. the World (-) $10.5M
06 Despicable Me (↓) $6.8M
07 Step Up 3D (↓) $6.6M
08 Salt (↓) $6.4M
09 Dinner for Shmucks (↓)$6.3M
10 Cat&Dogs:The Revenge of Kitty Galore(↓)$4.1M


*推計興収が僅差の場合、確定後にランキングが入れ替わる場合があります。

■スタローンという男は、『ロッキー』といい『ランボー』といい、自ら脚本も手がけているだけに時流を読むのが本当に巧い。今や映画界における“マッチョ”の意味も大きく様変わりした中、果たして『エクスペンダブルズ』は観客にどう迎えられるのか?これは製作陣にとってひとつの賭けでもあったはずだ。そしてその結果は。。。興行成績ランキング堂々1位!

Expendables_2 この横並びのポスターカットが確信犯的に合成丸わかりなのが素晴らしい。ゴロツキどもはそう易々と修学旅行的な記念撮影になど応じないのだ!

80~00年代のアクションヒーローたちがタイトル通りの“消耗品”として集った本作。個人ではもはや映画の企画として成立しなくとも、彼らが束になってかかればまだまだマーケットは動くことが証明された。オープニング週末の観客層は61%が男性。だが逆をいえば39%の女性客を獲得しているわけで、この数字はデカイ。ちなみに観客の25歳以上が60%。製作費は8000万ドルだとか。

■2位にはジュリア・ロバーツ主演の『食べて、祈って、恋をして』。こちらもスターの力が市場に通用するのかどうかの重要な試金石といえる作品。エリザベス・ギルバートのベストセラー・メモワールを基に“等身大”アラフォー女性の自分探しの旅を丁寧に描いていく。こちらは女性客が7割を占めた。その割合に含まれない筆者もつい先週試写したばかり。バリの占い師が口にする「笑いなさい。顔だけでなく、心も頭も、そして内臓も」という言葉にはハッとさせられた。あなたは最近、内臓で笑ってますか?

■刑事アクション・コメディ"The Other Guys"は累計興収を7000万ドルに伸ばした。4位のインセプション』の累計は2億4860万ドル。

■今回、関係者にショックを与えているのは『ホット・ファズ』で名高いイギリス人監督エドガー・ライトの放つ"Scot Pilgrim v.s. The World"が芳しい興収を得られなかったことだ。主人公スコット・ピルグリムが一目惚れした女性の元カレ7人とレトロ(ファミコン)ゲーム感覚のファンタジックな戦闘を繰り広げる異色作。各紙レビューでは「独創的、ユニーク」として軒並み高い評価を得ており、予告編を観ただけでもこれはかなり要チェックの作品であると確信させられる。

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