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2010/08/09

イーストウッドが抗議文

現在、英国の映画界は新政権が英国映画協議会(UK FILM COUCIL)の廃止を発表したことで大揺れに揺れている。リーアム・ニーソン、ビル・ナイ、ジェームズ・マカヴォイ、エミリー・ブラントらが率先して閉鎖反対を主張する中で、ついに海外より最強の援軍が現れた。その人こそ、クリント・イーストウッド御大。このたび彼が英国財務相ジョージ・オズボーンに対し、協議会廃止に抗議する文書を送付したことが明らかになった。

彼は最新作"Hereafter"のロンドン・ロケにおける協議会側の協力体制を高く評価しており、もしもこの機関を廃しするならば、外国資本による映画撮影の機会をこの国から著しく減少させることになるだろうと指摘し、「廃止の件について再度熟慮されますよう謹んでお願い申し上げます」と書き記しているという。

先月末に突如廃止が発表されたこの協議会は、2000年の労働党政権によって設立され、以来900本に渡る英国映画を製作支援してきた。他にも国内外に英国映画を紹介したり、劇場施設への設備投資、映画ロケの国内誘致などの活動も行ってきた。

追記 (August10, 2010 11:33am)
ただし、新政権は同協議会がもたらすメリットに比べて役員報酬が高額過ぎるとして、その官僚的体質にメスを入れ、その資金源となる「国営くじ(The National Lottery)」収益を有効活用したいとの思惑もあるようだ。日本と同じく深刻な財政難に見舞われている国だけに、これが英国流「仕分け」ということなのだろう。

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