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2010/09/03

イギリスへ帰還

ファティ・アキン監督の『愛より強く』、『クロッシング・ザ・ブリッジ』、『そして、私たちは愛に帰る』などの作品群や、世界的に評価は高いが日本ではひとつも劇場公開されていないヌリ・ビルゲ・ジュイラン監督作、そして東京国際映画祭で上映された『私のマーロンとブランド』や『ふたつのロザリオ』などを通して、私のトルコへの憧れは年々増していきました。そしてようやく念願叶ってイスタンブールへ上陸。たった二日間の濃厚な滞在を経て、なんとか無事にイギリスまで帰ってこれました。

ご存じの通り、イスタンブールはボスポラス海峡を隔ててヨーロッパ側とアジア側とに隔たれた都市。たまたまロンドン・ルートン空港からの便がアジア側のサビハ・ギョクチェン空港に乗り入れたこともあり、そこからバス→フェリーを乗り継いで、照りつける陽光に朦朧となりながらも、まさに文化が境界線を越える瞬間を体感できたことは私にとって非常に貴重な経験です。

夕べの祈りをテレビで中継していたこと、ラマザン中の夕暮れ後は大人も子供もお祭りのように盛り上がっていたこと。スルタン・アフメット・ジャーミィ周辺では頻繁に客引きに遭遇したこと。道に迷って途方に暮れていると何処かのおじさんが目的地まで連れてってくれたこと。男性の店員は愛想がよいのに、女性はニコリともしてくれなかったこと。渋滞にぶつかるととりあえずブー!とクラクションを激しく鳴らすこと。泥だらけの野良犬がそこかしこにフラついてたこと。朝4時過ぎにやっぱり大音響の祈りで叩き起こされたこと。

額に尋常じゃないほどの汗を浮かべながら、股関節が外れそうになるほど歩き回りました。この痛みが癒える頃にはもう日本に着いているでしょうか。4日の午前中に帰国いたします。いつ更新されるか知れない本ブログをご覧の皆さま、関係者各位には諸々ご迷惑をおかけしておりますが、今回の旅で移動した距離の分だけ、また今回刺激された五感の分だけ、今後の仕事に大いに反映させて参りたいと思います。

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