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2010/09/17

ワインスタインの実態にカメラが迫る!

トロント映画祭において話題作の米配給権を2つ獲得し、一躍“台風の目”と化していたIFCフィルムズ。お手製ヒーローの活躍を描いた"Super"、ヴェルナ―・ヘルツォークによる3Dドキュメンタリー"Cave of Forgotten Dreams"に続き3匹目に狙ったのは、あのワインスタイン兄弟の片割れに関するドキュメンタリーだった。

IFCは本作のカナダを除く世界配給権を獲得する見込み。

"Unauthorized: The Harvey Weinstein Project"と題された本作は、ハーヴェイ・ワインスタイン(兄)の辿ってきた道程を振り返ったもの。製作、監督を務めたカナダ人フィルムメーカー、バリー・アヴリッチの言葉を借りると彼は"The Last Tycoon"でも"The Last King"でもなく、"The Last Bully(いじめっ子)"なのだそうだ。これは買い付けた作品を意のままに切り刻んできた“ハーヴェイ・シザーハンズ”との名称と共鳴するところがあるかもしれない。

Harvey
コンサートのプロモーターとしてキャリアをスタートさせたハーヴェイ・ワインスタインが、着の身着のままカンヌに乗り込み最初の交渉をまとめるところから、後にアカデミー賞の作品賞に輝くまでの過程、また弟ボブや部下、それにハリウッドの業界人らとの一筋縄ではいかない入り組んだ関係性なども、膨大なインタビューを通じて浮き彫りにしていく。

これまでのところワインスタイン側はこの作品についてノーコメントを貫いているという。良くも悪くも、ハリウッドにおける製作や配給、マーケティングの手法に数々の革命を巻き起こしてきた重鎮の裏話なだけに、いったいどの程度まで深く切り込めているのか気になるところだ。そして万が一、本作が兄弟の底知れぬ怒りを買ったとしたら・・・。バリー・アヴリッチの今後のキャリアと身の上が心配でならない

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