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2010/09/08

オスカー有力視の歴史ドラマが登場

テルライド映画祭にて上映された"The King's Speech"が話題となっている。上映終了後は5分間のスタンディング・オベーションが続き、評論家筋の間では早くもオスカー候補入り確実視する者もいる。

イギリスとオーストラリアの合作による本作は、エリザベス現女王の父にあたるジョージ6世が主人公。

Kingsspeech
幼少時より身体が弱く、吃音も激しかった彼は、自ら国政には不向きと自覚し軍部で働くことを志すのだが、ある時、彼の兄にあたるエドワード8世が米国人女性ウォリス・シンプソンとの恋を燃え上がらせ王位を捨ててしまい(このエピソードをベースにした新作をあのマドンナが製作中)、不本意ながらジョージに王位がめぐってくる。「ああ、いやだ、いやだ」と愚痴をこぼしながらも、常に国の行く末を見極め、「善良王」とまで呼ばれるようになった。

King_george_vi_2 
ジョージ6世を演じるのは、日本でも『シングル・マン』が公開待機中のコリン・ファースだ。ジョージ6世を語る上で欠かせないのは、第2次大戦下のエピソードだ。彼の吃音は王座についてからも深刻な問題として頭をもたげ続けていたが、オーストラリア人のスピーチ・セラピスト(ジェフリー・ラッシュが演じる)との友情などもあり、なんとか乗り切る術を模索していく。そして恥ずかしさを乗り越え、国難に耐え抜く国民を芯から勇気づけるべくスピーカーからラジオから、数々の激励を飛ばしたという。

監督は、テレビシリーズ「第一容疑者」や日本でDVDスル―となってしまった「くたばれユナイテッド」でも評価の高いトム・フーパー。何かと名作=暗い映画が多い中、かなりポジティブなつくりとなっていることも高評価の一因のようだ。

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