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2010/10/14

ボスニア当局、アンジー初監督作の撮影許可を取り消し

ロイター通信によると、アンジェリーナ・ジョリーが製作中の自身の初監督作に対し、ロケ地の一部に決定しているボスニアの当局が撮影許可を取り消すとの通達を出した模様。当局は書類上の不備を指摘し、なおかつ、この作品の脚本の提出を求めている。

本作はボスニア紛争直前に出逢ったセルビア人男性とボスニア人女性とのラブストーリーとのこと。アンジー側の説明によると、政治的な主張などは全く含まれていないという。

が、先の紛争で心や身体に被害を受けた女性たちの団体は、この映画が被害者女性たちの心を逆なでしかねず、紛争の実態を捻じ曲げるものだとして当局に撮影許可を出さないよう要求していた。

1992年から95年にかけて10万人もの人々が殺されたというボスニア紛争。異文化、異教徒間の憎しみ合いと衝突によって、多くの女性たちが生涯癒えることのない悲惨な経験に見舞われてきた。その心の痛みはサラ・ポーリー主演作『あなたになら言える秘密のこと』の裏テーマにもなっていた。

はたしてアンジー側はこの問題を解決して映画を先に進めることができるだろうか。すでにブダペストで撮影に入っている彼女。もちろん「ボスニアで撮影しない」という選択肢もあるのだが、UNHCRの大使まで務めるアンジーなので、最良の解決策を模索してくれると堅く信じたい。

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