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2010/11/09

米裁判所、『イリュージョニスト』タイトルの有効性を認める

"The Illusionist"と"The Illusionist"。ハリウッドで繰り広げられた同一タイトルをめぐる訴訟に決着がついた。

訴えを起こしていたのは、2006年に公開されたエドワード・ノートン主演の映画"The Illusionist"(邦題『幻影師アイゼンハイム』)側のIllusionist Distribution, LLC。原告の主張によると、来月アメリカで公開されるフランスのアニメーション"The Illusionist"(邦題『イリュージョニスト』)の英題は商標侵害にあたり、消費者の混乱を招きかねない、という。(各リンクは拙ブログのレビューに飛びます)

だが連邦判事は、この" Illusionist"という言葉が指し示す範囲には1983年公開の同名映画、1952年以降に出版された14冊の書籍、なおかつ数千に及ぶマジシャンも含まれるとし、Illusionist Distribution, LLCが同タイトルのオリジナリティを主張できる有効性は低いと判断。また2006年製の映画と今回公開を迎えるフランス製アニメーション映画とは全く中身も異なり、消費者が混同する可能性は極めて低いとして、訴えを棄却する決断を下した。

よってアニメーションの"The Illusionist"はそのままのタイトルで公開を迎えられることになる。ジャック・タチが遺した脚本をもとに『ベルヴィルランデブー』のシルヴァン・ショメが監督を務める本作。すでに世界中で大絶賛を獲得しており、つい先日にもクロックワークス&スタジオジブリ共同配給による日本公開が報じられたばかり。アカデミー賞戦線ではアニメーション部門において『トイ・ストーリー3』『ヒックとドラゴン』とのデッドヒートが期待されている。

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