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2010/11/26

『ロビン・フッド』会見での一幕

『ロビン・フッド』の記者会見での出来事。

開始時間になってもなかなか始まらない。まあ、これは来日会見ではよくあることだ。

そして司会者より質疑応答は20分程度、フォトセッションは多分(クロウの性格上)短めになるだろう…との事前アナウンスが行われた。会場に集う内の何人かは、かつてこの映画のインタビュー中に怒って席を立って帰っていったという彼の武勇伝を脳裏によぎらせたかもしれない。何せ野獣、グラディエーターと呼ばれた男なのだ。

しばらく時間が経過し、スタッフの空気が変わる。誰もが動物的直感で到来を確信する。来た、あいつが来た。

そして、ラッセル・クロウの登場―。

そこにはピリッとスーツを着こなし、時折笑顔さえ見せる彼の姿があった。でも油断なるものか。彼は野獣なのだ。グラディエーターなのだ。最後の最後で我々は手痛いしっぺ返しを食らうかもしれない。

そして懸案のフォトセッションが始まる。

誰もが俄かに緊張感を抱き、みぞおちの辺りがうずく、そのひと時。

事件が起こった。我々は驚愕した。悪い冗談、あるいは、神のいたずらかと思った。

こともあろうにラッセル・クロウは、TVカメラ陣に向けて満面のスマイルと、ピースサインを投げかけたのだ。

Russel
その瞬間、多くが歓声を上げ、思わず拍手を送り、会場は発火したみたいに温まった。

野獣なんてどこにもいなかった。

そこにいたのは、ひとりの紳士的で心穏やかな戦士だった。

『ロビンフッド』は12月10日、全国ロードショー。

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