« ターセムと白雪姫 | トップページ | マルフォイ役俳優、ラドクリフを賞賛 »

2010/11/03

ディカプリオ、殺人鬼に

かつて連続殺人鬼H.H.ホームズの話を聞かされたとき、僕はそれが映画の中の話だとばかり思っていた。ハンニバル・レクターの元ネタかと思われるほどの壮絶な悪夢を、レオナルド・ディカプリオ率いる製作会社アピアン・ウェイが映画化することになった。しかもディカプリオ自身が主演で―。

原作はエリック・ラーソンによるノンフィクション、「悪魔と博覧会」。19世紀の終わり、アメリカ社会はシカゴ万博開催に向けて一気に盛り上がりを見せていた。そこにこの時代を駆け抜けた象徴的な男がふたり。ひとりは万博の成功に向けて心血を注ぐ建築家ダニエル・H・バーナム。そしてもうひとりは、この華やぎの裏側で不気味にうごめく医師、H.H.ホームズ。あろうことか、後者はアメリカで最初のシリアル・キラーだった。

彼は後に“マーダー・キャッスル”なるものを作り上げ、世界中から集まってくる観光客をここへ収容、次々に殺害していった。その数、27~200ほど。なにしろこのホテル内にはガス室から覗き窓、それに火葬場さえもが備わっており、足を踏み入れたが最期、人知れずこの世から痕跡を消してしまうわけである。

2003年にはトム・クルーズが映画化権をキープし、自身が殺人鬼を演じようとしていたが、それを知ったディカプリオは別企画を立ち上げてこれと全く同じ題材にあたろうとした。が、結局どちらも霧消してしまい、その後、本の権利が満を持してディカプリオのもとへ巡りくることに。

脚本家、監督、それにスタジオ探しはこれからスタート。ディカプリオは今後、クリント・イーストウッド監督作にてFBI長官フーバーを演じた後、この“殺人鬼”という新境地に本腰を入れていくものと見られている。

この記事が参考になりましたら、クリックのほどお願い致します。

TOP】【レビュー】【TWITTER

|

« ターセムと白雪姫 | トップページ | マルフォイ役俳優、ラドクリフを賞賛 »

NEWS」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137483/49869462

この記事へのトラックバック一覧です: ディカプリオ、殺人鬼に:

« ターセムと白雪姫 | トップページ | マルフォイ役俳優、ラドクリフを賞賛 »