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2010/12/13

全米興行成績Dec.10-12

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Dec.10-12 weekend 推計

01 The Chronicles of Narnia3 (-) $24.5M
02 The Tourist (-) $17.0M
03 Tangled (↓)$14.5M
04 Harry Potter7 part1(↓)$8.5M
05 Unstoppable (↓) $3.75M
06 Black Swan
(↑) $3.33M
07 Burlesque (↓) $3.2M
08 Love and Other Drugs
(↓) $3.0M
09 Due Date (↓)$2.54M
10 Megamind (↓)$2.5M


■配給がディズニーから20世紀フォックスに代わり、しかも今回は3D仕様。製作費1億5000万ドルとも言われる『ナルニア国物語第3章 アスラン王と魔法の島』が週末興行成績NO.1の座を獲得した。

Chronicles_2 
だがその興収は2450万ドル程度に留まり、やや不発(前作を振り返っても『ライオンと魔女』はオープニング興収6560万ドル/累計2億9170万ドル、『カスピアン王子』は5500万ドル/累計1億4100万ドル)。だが、同時公開された85カ国の興収を合わせると1億500万ドルに達するという。この数字をどう見るか。日本では2月25日公開。

■No.2にはジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー主演の"The Tourist"。ドイツ映画の傑作『善き人のためのソナタ』の監督が手掛けていることもあり客を呼ぶ要素としてはバッチリだったはずだが、興収は1700万ドルと低迷。製作費は1億ドル。

■先週の覇者"Tangled"は3位へ。製作費2億6000万ドルと言われる本作の累計興収は1億1560万ドルに達している。ハリー・ポッターと死の秘宝Part1』(リンクは拙ブログのレビューに飛びます)は累計2億5800万ドル。5週目の『アンストッパブル』は累計7500万ドル。高評価ながらも製作費の1億ドルを国内だけで賄うのは難しそうだ。

■さて、今回最も注目すべきは"Black Swan"だろう。

Blackswan

そもそもTOP10では上映館数2000~3000規模の作品が当たり前なのに、今回6位に食い込んできた本作はなんとたったの90館。その1館あたりのアベレージも3万ドル台をキープしているから凄い人気ぶりだ。

いつもながらにLAで女優&アート修行を続ける高綱さんにさっそく観た感想を伺うと、

まるで女優の役作りの過程をみせられているような錯覚に陥る。表現はリアルとイマジネーションの融合の産物だと改めて。クローズショットにミニマイズされた繊細で大胆なナタリーポートマンの技術の高さには圧巻。オスカー、かなり確率高いです!」

とのこと。 日本公開が待ち遠しいです。

■13位の"127 Hours"、15位の"The King's Speech"に加え、新たに週末デビューを果たしたインディペンデント系映画にマーク・ウォルバーグ&クリスチャン・ベイル主演のボクシングドラマ"The Fighter"がある。全米でたった4館の限定公開(後に拡大される)ながら、1館あたりのアベレージは8万ドルを越えている。本作もアカデミー賞に食い込んでくる可能性充分ありと言われているので、この先益々盛り上がる可能性をはらんでいる。

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