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2010/12/23

チャン・イーモウ最新作にクリスチャン・ベイルが主演

北京オリンピックの開会式&閉会式の総合演出でも世界的に名を高めた映画監督チャン・イーモウが、新たに“南京大虐殺”をテーマにした作品を手掛けることが発表された。しかもその主演には『バットマン・ビギンズ』『ダークナイト』のクリスチャン・ベイルが決定しているという。

『レッドクリフ』と同規模の9000万ドルを掛けて製作される本作"Nanjing Heroes"(製作用の仮タイトル)は、1937年の南京で巻き起こった攻防のさなか、ベイル演じるカトリック司祭が多くの中国人を匿ってその生命を救うという物語。英語と中国語の入り混じった作品になるようだ。

今回クリスチャン・ベイルを起用したのには大きく3つの要素が挙げられる。1つ目には人気俳優を主演に据えることで欧米での浸透度アップを図りたい思惑。そして外国人の目線を導入することよって語り口の角度を変え、また物語の中立性を高めたいとする狙い。更にはこれらのワールドワイドな相乗効果によって、世界の若い世代にもこの事件のことをもっと知ってもらいたいとする願い。。。

南京大虐殺に焦点をあてた映画には、最近にもルー・チュアン監督による『南京!南京!』(英語タイトル"City of Life and Death")や、在中ナチス党員が虐殺のさなかで多くの中国人を救うことになる『ジョン・ラーベ』(フローリアン・ガレンベルガー監督)などがある。

どの作品も日本で観賞できる機会は皆無に近く、今回のチャン・イーモウ作品がこの先どのように扱われていくのか、注目が集まる。

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