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2011/01/10

米週末興行成績Jan.07-09

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Jan.07-09 weekend 推計

01 True Grit $15M
02 Little Fockers $13.8M
03 Season of the Witch  $10.7M 
04 Tron Legacy  $9.8M
05 Black Swan $8.3M
06 Country Strong $7.3M
07 The Fighter $7.0M
08 The King's Speech $6.81M
09 Yogi Bear $6.81M
10 Tangled $5.2M

■ついにやった。コーエン兄弟最新作『トゥルー・グリット』が公開3週目にして"Little Fockers"という巨大な山をようやく突き崩し首位を獲得。ジョン・ウェイン主演の『勇気ある追跡』のリメイクという、なんとも若者&ファミリー層の敬遠しがちな作品にも関わらず、このアワード・シーズンの盛り上がりを最大限味方につけた恰好だ。

Truegrit
製作費4000万ドル弱の本作は既に米累計興収1億1000万ドルを突破。もちろんこの数字はコーエン作品史上最高であり、ウェスタン物としては90年代の『ダンス・ウィズ・ウルヴス』(90年、1億8420万ドル)や『許されざる者』(92年、1億115万ドル)以来の1億ドル越え快挙となる。

現在、この『トゥルー・グリット』の徐々に右肩上がりの動向を、昨年のサンドラ・ブロック主演作『しあわせの隠れ場所』と重ねてみる向きも多い。これに火がつくと、“いい意味”で「オスカー候補の可能性あり!」ということになるし、“悪い意味”だと「サンドラ同様、ジェフ・ブリッジスのオスカー&ラジーWノミネートあるかも!」という趣旨に転ぶ可能性すらあるだろう。ブリッジスは『トロン:レガシー』にも主演していることだし・・・。

■2位にダウンした"Little Fockers"は累計興収1億2400万ドルほど。前作『ミート・ザ・ペアレンツ』(2000)、『ミート・ザ・ペアレンツ2』(2004)の興収はそれぞれ1億6600万ドル、2億7900万ドルとなっている。

■3位には初登場"Season of the Witch"。ニコラス・ケイジ主演の製作費4000万ドルながらオープニング3日間の興収は1000万ドル程度。先週までの限定上映から劇場数を拡大させた"Country Strong"は主演グウィネス・パルトロウが大人気ドラマ「Glee」などにゲスト出演したりとメディア・ミックスのキャンペーンにも力を注いできたが、そこまで気を吐くには至っていない。

■『トロン:レガシー』(リンクは拙ブログのレビューに飛びます)は、とやかく言われているうちに累計興収1億5000万ドル突破間近。ただし製作費は1億7000万ドル。世界興収では2億6000万ドル近くまで上昇している。

■上位の興収に活気がないと、堅実な人気を持続させるアワード作品がランキング中盤を盛り上げる。先週から4ランクアップ5位の"『ブラック・スワン』"を筆頭に、7位に"The Fighter"、8位に『英国王のスピーチ』(←拙ブログのレビューに飛びます)。また、金曜日からは再び『ソーシャル・ネットワーク』(←拙ブログのレビューへ)が300→600館規模へと拡大上映されている(11日にはDVDリリースされるというのに!)

■なお、米ボックスオフィス全体の売り上げは1億1200万ドル。『アバター』が人気爆発していた昨年の今頃に比べると、30%近く落ち込んだかたちだ。

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