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2011/01/25

ラジー賞候補発表

毎年、アカデミー賞ノミネーション発表の前日には決まってラズベリー賞候補も発表される。そう、別名、最低映画賞とも呼ばれる映画界で最もマイナス・ベクトルな栄誉のことだ。

ノミネーション一覧はハリウッド・レポーターの記事が見やすいです。

実に31回目となる今年は、『エアベンダー』と『トワイライト・サーガ:エクリプス』がそれぞれ最低作品賞を含む9部門に候補入りし、仲良く先頭集団を形成した。最低作品賞部門にはこのほか『セックス・アンド・ザ・シティ2』『バウンティ・ハンター』"Vampires Suck"といった顔触れが並ぶ。

Razzies
最低スクリーン・カップル/最低アンサンブル部門には、『バウンティ・ハンター』のジェニファー・アニストン&ジェラール・バトラー、『ジョナ・ヘックス』のジョシュ・ブローリンの顔&ミーガン・フォックスのアクセント、『エアベンダー』のキャスト丸ごと全員、『セックス・アンド・ザ・シティ2』のキャスト全員、『エクリプス』のキャスト全員というかなり投げやりな言葉が踊っていて苦笑が絶えない。

また3D元年を総括するにふさわしい"Worst Eye-Gouging Mis-Use of 3D"(最低まやかし失敗3D映画部門とでも言うのだろうか)も新設された。ここにもお馴染みの面々が集う。『キャッツ&ドッグス2』、『タイタンの戦い』、『エアベンダー』、"NUTCRACKER 3-D"、『ソウ3D』。これらが栄えある名誉をめぐって3次元体制でしのぎを削る。

ラズベリー賞は、映画関係者、あるいはそれらの映画を愛してやまないファンにとっては極めて胸クソ悪くなる賞と言える。だがこれはハリウッド流の“過去の清算の仕方”であると同時に、受賞者にとって大きなチャンスでもあることは、昨年のサンドラ・ブロックが如実に証明してくれた。

生最低の瞬間とは、振る舞い方いかんによっては、最高の瞬間にだってなりうる。本授賞式にときどき現れる奇特な受賞者たちは僕らにその真理について強く喚起させてくれる。

はたして今年はどんなドラマが待っているだろうか。授賞式は2月26日(オスカー授与式の前日)。

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