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2011/02/07

北米興行成績Feb.05-07

先週までの復習は各自こちらで行ってください。

【Feb.05-07 weekend 推計

01 The Roommate $15.6M
02 Sanctum $9.2M
03 No Strings Attached $8.4M

04 The King's Speech $8.3M
05
The Green Hornet $6.1M
06 True Rite $5.5M
07 The Mechanic $5.4M
08 True Grit $4.7M
09 The Dilemma $3.45M
10 Black Swan $3.4M

■アメリカで最も高い視聴率を叩き出すアメフトの頂上決戦”スーパーボール”の季節がやってきた。中でも男性視聴者がテレビ中継に夢中になるという傾向が強いようで、街の映画館ではスポーツに興味のない女性客の姿が目立つことに。よって毎年この時期には女性層をターゲットにした映画が封切られがち。昨年はニコラス・スパークス原作の"Dear John"が3000万ドル以上を売り上げヒットを記録した。

The_roommate_3   
■今年この戦略で勝利を収めたのはソニー・ピクチャーズ作品"The Roommate"。客層は65パーセントが女性で、61パーセントが21歳以下だという。公開3日間で製作費とほぼ同額の1600万ドル弱を回収したことになる。

■ジェームズ・キャメロン製作総指揮の3Dリアル・アドベンチャー『サンクタム』は3Dのプレミアム料金を持ってしても興収1000万ドルに満たなかった。このうち17パーセントはIMAXシアターからの売り上げ。本作は製作費3000万ドルと言われている。スーパーボール明けの男性客の動向に注目したいところ。

■ナタリー・ポートマン主演のNo Strings Attached"(邦題『抱きたいカンケイ』)は興収が製作費のダブルスコアとなる5000万ドルを突破。同じくナタリー・ポートマンがオスカー女優賞&作品賞候補にもなっている『ブラック・スワン』は10位に落ち付いた。本作の興収は9500万ドルを超えており、来週の今頃には念願の1億ドルを突破している可能性も高い。

■オスカー最有力と名高い『英国王のスピーチ』は徐々にスクリーン数を拡大しながら、累計興収8400万ドルまで到達。オスカー授賞式までに1億ドルを超えられるかに注目。そのオスカーの司会を務めるジェームズ・フランコがノークレジットでカメオ出演する『グリーン・ホーネット』は興収8700万ドル。製作費は1億2000万ドル。世界興収においては1億7000万ドルに達している。

■先週の覇者『ザ・ライト』は先週と比べて興収62パーセント減。通常の2週目の下げ幅が平均50%ということを考えると確かに甚だしいが、もともと男性客が多かったこともあり、これもまたスーパーボールの影響が強かったものと考えられる。累計興収は2400万ドルほど。製作費3700万ドルまではまだ遠い。

■一方、こちらもオスカー作品賞候補に掲げられている『トゥルー・グリット』は8位に留まった。西部劇というジャンルの中では『ダンス・ウィズ・ウルヴス』に続く歴代2位の興収を記録中。ただいまの累計は1億5500万ドル。コーエン兄弟らしいとも、らしくないとも言われる本作だが、ラストはオリジナルの『勇気ある追跡』とは全く違ったオチが用意されており、この1点においてコーエンらしさに打ちのめされることになる。すごく気持ちのいい作品です。オスカー主演男優賞候補のジェフ・ブリッジスと、助演女優賞候補のヘイリー・スタインフェルドの存在感はもちろん、そのほか一緒に旅を続けるマット・デイモンも凄く良い味を出しています。

■なお、昨年の同時期と比較すると、ボックスオフィス全体の売り上げは23パーセントほど減少ているとのこと。

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