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2011/03/06

ゲバラの旅の同伴者が死去

これは偉業の物語ではない
同じ大志を、夢を持った二つの人生が
しばし並走した物語である
(『モーターサイクル・ダイアリーズ』より)

1952年、若き日のチェ・ゲバラと共に南米大陸をバイクでめぐる旅に繰り出し、後の書籍&映画化によって世界中の人々に知られることとなったアルベルト・グラナード氏が、老衰のために土曜の朝に息を引き取った。88歳だった。訃報はキューバの国営放送によっていち早く国民のもとへもたらされた。

Motorcyclediaries
52年のバイク旅行は当時の南米大陸の置かれた状況を若き日のふたりの目にしっかりと刻み込み、その経験は後にゲバラが革命に向けて動き出すにあたり大きな原動力になったと言われている。

書籍「モーターサイクル・ダイアリーズ」はゲバラ自身によって執筆されたものだが、2004年にウォルター・サレス監督が手掛けた映画版では、語り手ゲバラと共に、彼を見つめる同伴者の視線にも力点が置かれ、とくにラストでは、去りゆく小型機をいつまでも見つめ続けるグラナード本人の姿が映し出される。

(この旅の後)2人が再会を果たすまでに8年の歳月が流れた
1960年、グラナードは旧友ゲバラに招かれキューバを訪れた
彼はキューバ革命の名高き指導者となっていた
(中略)
ゲバラは1967年、CIAによって殺された

グラナードは旧友に永遠の忠誠を誓い
キューバに医大を設立、
妻と子供、孫と共にハバナで暮らしている
(『モーターサイクル・ダイアリーズ』より)

そして2011年3月5日、アルベルト・グラナード、永眠―。

それぞれの長い長い旅路の果て、ようやく再会を遂げたゲバラとグラナードは、いまごろ天国でどのような言葉を交わしているだろうか。

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