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2011/03/31

リドリー・スコットが女性冒険家の伝記映画に興味

Deadline Hollywoodによると、『グラディエーター』のリドリー・スコットがガートルード・ベルの伝記映画に興味を示しているそうだ。すでに『ナイロビの蜂』の脚色を務めたジェフリー・ケインに執筆を依頼しており、リドリー自らが監督を担う可能性も大きい。

このガートルード・ベルとは何者か?

Mde37 1868年、裕福な家庭に生まれたこのヒロインは、当時としては極めて珍しかった女性による大学進学を果たし、20歳でオックスフォード大学を卒業。ペルシャ公使だった伯父を頼り中東世界に知己を得るのと同時に、世界一周やアルプス登頂などの数々の大冒険で名を馳せる。その後、写真家、文筆家、考古学者としても中東研究に務めたものの、世界はやがて第一次大戦へとなだれ込み、彼女は中東エキスパートとして英国政府のために諜報活動に携わることになり、『アラビアのロレンス』のT.E.ロレンスとも行動を共にしている。しかしオスマン帝国の崩壊に端を発する各国の石油利権の絡みあう新たな国境策定などで、自身のこの地への愛情と英国政府の思惑とに挟まれ、晩年には苦しい決断に迫られることも多く、1926年、謎の死を遂げている。

つまり、『アラビアのロレンス』と『アデル/ファラオと復活の秘薬』を足して2で割ったようなキャラクターになるのだろうか。

リドリー・スコットは現在、20世紀フォックスと共に「プロメテウス」と呼ばれる新作を製作中。当初は『エイリアン』のプリークエル(前日譚)として着想した本作だったが、その後、予想外に構想が膨らみ、そのままシリーズ物の縛りなく、独立したSF映画として製作されることが決まった。主演には『ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女』のノーミ・ラパス。

その後の企画として"The Color of Lightning"や"The Wolf of Wall Street"というタイトルも挙がっており、果たしてこの伝記映画が本当に製作に至るのかどうかは未確定と見た方がよさそうだ。

またこのガートルード・ベルについては、ヴェルナーヘルツォーク監督も映画化の道を模索しており、ナオミ・ワッツに主演オファーを送っているとの情報もある。

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