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2011/04/06

歴代NO.1の“長編デビュー作”はどれだ?

ハリウッド史上、長編デビュー作の中で最も高い世界興収を記録したのは誰だ?

Kasinsky これまでは2006年にJ.J.エイブラムスが『ミッション:インポッシブル3』で弾き出した3億9750万ドルがその頂点に君臨していた。が、この記録をようやく塗り替えた者がいる。その人の名前は、ジョセフ・カジンスキー。そう、35歳という若さにして1億6500万ドルという巨額の製作費を任され、『トロン:レガシー』で長編デビューを果たした監督だ。同作は現在までに世界で3億9900万ドルを稼ぎ出している。

もちろん、これは単なる記録に過ぎない。興行収入はあくまで製作費との比較によってそれが成功か否かを判断されるべきだし、その点でいうと『トロン:レガシー』はディズニーにとって理にかなったビジネスと言えたのかどうか。

ちなみに『ミッション:インポッシブル3』も製作費に1億5000万ドルが拠出されていて、製作費と興収の兼ね合いでいえば『トロン:レガシー』と似たりよったりだ。しかしながら『トロン:レガシー』は3Dの追加料金による増加分も大きく、これを観客数の視点で見つめなおすとこの「歴代1位」の称号もやや味気ないものとなる。

また、過去にはもっと低予算で同レベルの興収を引き当てた新人監督もいた。1994年にはヤン・デ・ボンが『スピード』で監督デビュー。3000万ドルの製作費ながら3億5000万ドルの世界興収を記録。1999年にはサム・メンデスのデビュー作にしてアカデミー賞(作品賞)受賞作『アメリカン・ビューティー』が予算1500万ドルで3億5600万ドルもの鉱脈を引き当てた。当時から現在に至るまでのチケット代の変移を考慮に入れると、これらの数字は『トロン:レガシー』のそれよりも遥かに高い水準だったと言えるのかもしれない。

*ジョセフ・カジンスキー監督は次回作に"Oblivion"というSFを構想中。だが共に企画を温めていたディズニーはこの映画の趣向が同社のターゲット層からは外れているとして離脱を表明した。またこれ以外にカジンスキーはディズニーと共同で『ブラックホール』(1979)のリメイクを進めている。

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