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2011/04/21

ゼメキス、実写映画にカムバック?

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作、『フォレスト・ガンプ』、『キャスト・アウェイ』などで名声を得ながらも、その後ファンの期待に反してなぜかモーション・キャプチャーの世界へと身を投じ、なかなか帰ってこなかったロバート・ゼメキス監督。そんな彼が再び実写映画の世界へ舞い戻るかもしれない。

Zemekis Deadline Hollywoodによると、ゼメキスはパラマウントから"Flight"という映画の監督就任を持ちかけられており、現在、初期の交渉段階に入っているという。

本作はフライト中に機体の誤作動に見舞われた旅客機パイロットがなんとか乗客の生命を守りぬき、一躍ヒーロー扱いされる物語。しかし原因を調査するなかで、彼がフライト中にドラッグ&アルコール中毒に陥っていたことが判明。この大スキャンダルをおおやけにするわけにもいかず、みんなで必死に取り繕うことになるのだが・・・。

『コーチ・カーター』やヒュー・ジャックマンの新作"Real Steel"を手掛けたジョン・ゲイティンズが脚本を担当。目下、デンゼル・ワシントンが主演する可能性も浮上しているとか。

仮にゼメキスの監督就任が実現すると、『キャスト・アウェイ』(2000)以来の実写復帰となる。

ちなみに、ロバート・ゼメキスは次回作でビートルズでお馴染みの『イエロー・サブマリン』の3Dリメイクを手掛けるはずだったが、製作スタジオのディズニーとの間で製作費やコンセプトについて意見が異なり、この企画からディズニーが手を引くという事態になった。またこの決定の要因には、莫大な製作費をかけたゼメキスのプロデュース作"Mars Needs Moms"(これもディズニー作品)がビジネス的に大敗を喫してしまったことも挙げられるのでは、という憶測も呼んでいた。

ということで、彼のモーション・キャプチャー映画に興味を持つスタジオがなくなったことで、ようやくゼメキスは実写映画を検討しはじめたというわけだ。自分のやりたい方向性と、他人が自分に求める思う方向性には常に隔たりがつきもの。大物監督と呼ばれる人たちはその辺のバランスをとりつつも、自ずと自分のやりたい方向性へ引っ込んでいく術に長けた人が多いわけだが、この一連の流れを見るにつけ、どうもゼメキス自身は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の“ドク”とよく似た側面を持った人のようで、その点、ちょっとだけ微笑ましかったりもする。

さてゼメキス監督の11年目のカムバック、はたして吉と出ますかどうか。

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