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2011/04/22

中国1942年の大干ばつ映画化

AP通信によると、中国で最も成功している映画監督のひとりフォン・シャオガン監督が、新たに1942年の大干ばつを描いた作品に着手するそうだ。

同監督は21日、中国のポータルサイトSina.comのウェブキャストを通じ、次作品としてリュウ・チェンユンによる小説「温故一九四二」(AP通信の記事内では"Remember1942")を映画化することを明らかにした。シャオガン監督が何年も温め続けてきた企画がようやく実を結ぶことになる。

本作は日中戦争下、河南省で発生した大干ばつにより300万人もの人々が餓死した悲劇を描いており、そこに思わぬカタチで旧日本軍が絡んでくることに・・・。中国映画として発表するには非常に難しいテーマを含んでいると個人的には思うのだが、シャオガン監督がこれをいかに表現するのか注目したいところだ。翻訳版は福岡にあるアジア専門の出版社、中国書店より発売中。

製作費の1億5000万元(2300万ドル)は中国のファーイー・ブラザーズが拠出。現在スタッフらはすでにセットのデザイン作業に取り掛かっているという。順調にいけば中国での公開は2012年の夏頃を予定。

シャオガン監督といえば、いまやチャン・イーモウに次ぎ中国という国家を背負うほどの大物監督といっても過言ではない。『狙った恋の落とし方。』(2008)は公開当時、中国映画の歴代興収記録を塗り替えるほどの大ヒットを記録。そのロケ地のひとつとして北海道が盛り込まれたことから、中国における(今となっては懐かしき)「日本ブーム」の火付け役となった事でも知られる。

さらに『唐山大地震‐想い続けた32年‐』(2010)では1976年に起こった大地震で生き分かれた家族の再会を描き、これまた前作を凌ぐ勢いで国産映画の歴代NO.1興収を記録。しかし日本では公開直前に東日本大震災が発生し、公開延期をやむなくされている。

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